VIOの黒ずみが気になっても、場所が場所だけになかなか人に相談できませんよね。
美白ケアといえばハイドロキノンが有名。
ただ、「陰部に使ってもOKなの?」とお悩みの方も多いでしょう。
実は、ハイドロキノンクリームの濃度や使い方に注意すればデリケートゾーンの美白にも使えるんです!
今回は、「ハイドロキノンの陰部への使い方」をどこよりも詳しく解説。
使用するときの注意点やVIOが黒ずむ原因まで、すべてまとめて紹介します。
安全に美白するためにも、ぜひ一読してみてください。
【この記事でわかること】
- デリケートゾーンに使える安定型ハイドロキノン・純ハイドロキノンの濃度
- 陰部にハイドロキノンを使うなら、「入浴後に保湿してから」が鉄則!
- 陰部の黒ずみは保湿ケアでも改善できる!ターンオーバーを整えて色素沈着を排出しよう
Contents
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陰部の黒ずみにもハイドロキノンクリームは使える!濃度に注目して選ぼう
冒頭の通り、ハイドロキノンは陰部の黒ずみにも使用OK。
ただデリケートゾーンは、皮膚が薄い・粘膜に近いのでトラブルが起こりやすい部分です。
ハイドロキノンは美白*効果を期待できる分、刺激の強さがネック。
*メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ。
陰部にハイドロキノンを使うなら、安全に使える濃度を必ず守るようにしてください。
種類 | 濃度 |
安定型ハイドロキノン | ~8% |
順ハイドロキノン | ~3% |
(関連:ハイドロキノンの効果・シミに効くまでの期間はどのくらい?パーセント別で徹底解説!)
特に純ハイドロキノンを使う場合は、必ず濃度3%以下に抑えるのが必須。
また赤みやかゆみといったトラブルを避けるためにも、6ヶ月以上の長期利用は避けるようにしましょう。
ちなみに陰部に使うなら、ピンポイントで使えるクリームタイプがオススメ。
ローションタイプのように液だれしにくいので、肌荒れを予防できますよ。
事前にオープンパッチテストをするのを忘れずに!
ハイドロキノンの使用前には、必ずオープンパッチテストをしてください。
【オープンパッチテストのやり方】
- Vラインまたは足の付け根の、目立ちづらい、狭い範囲にハイドロキノンを少量塗る
(※通常の使用方法で2~3日塗ります) - その後1週間程度、湿疹や腫れ・痛みなどの肌トラブルが起きないか様子を見てください
またハイドロキノン使用中は紫外線に当たったり、強い刺激を与えたりするのは厳禁。
かえって黒ずみがひどくなったり、肌トラブルを起こしたりしかねません。
- ショートパンツなど露出の多い服装をする
- しめつけのきつい下着を履く など
オープンパッチテスト中・ハイドロキノン使用中は、上記のような服装を避けてくださいね。
▼ハイドロキノンの正しい使い方はこちらで解説しています。
ハイドロキノンの陰部への塗り方
下記の手順で、ハイドロキノンをデリケートゾーンへ塗っていきます。
- お風呂に入り、デリケートゾーンを洗う
(熱すぎないお湯またはデリケートゾーン専用ソープでやさしく洗うこと) - 保湿剤でデリケートゾーンを保湿する
- ハイドロキノンをやさしく塗る
※粘膜部分は避けてください
デリケートゾーンにハイドロキノンを塗るときは、擦り込まずにやさしく塗るのがポイント。
ただし、入浴後の肌に直接ハイドキノンを塗るのはNGです。
必ず乳液や保湿クリームで保湿してから、ハイドロキノンを塗るようにしてくださいね。
ちなみにデリケートゾーンの皮膚の厚さは、まぶたくらいの薄さ。
全身の中でも特に刺激に弱いため、ハイドロキノン使用中にピリピリしたり、かゆみや痛みを感じたりしやすい部位です。
万が一小さなことでも異変を感じたら、すぐにハイドロキノンの使用を中止してください。
また腫れやかゆみ、赤みなどトラブルが出た場合は、必ず皮膚科を受診してくださいね。
VIOの粘膜には使わない!IOゾーンは市販の専用ソープ・石けんでケア
デリケートゾーンにハイドロキノンを使うときは、粘膜部分を避けるのが必須です。
ハイドロキノンが使えるのは、Vラインや足の付け根付近に限ります。
粘膜は顔や身体に比べて皮膚の層が薄く、ハイドロキノンの強い刺激に耐えられません。
ハイドロキノン石けんで全身をケアする場合も、大陰唇から内側・肛門付近は避けてください。
Iライン・Oラインの黒ずみの解消には、デリケートゾーン用石けん・ソープがオススメ。
「粘膜近くは専用石けん、その他の部分はボディソープ」と使い分けるといいでしょう。
もしくは、デリケートゾーンに使える美白クリームを使うのもアリです。
自己判断するのが不安な方は、皮膚科やクリニックで処方してもらってくださいね。
そもそもデリケートゾーンが黒ずむ原因は「刺激による色素沈着」
そもそもデリケートゾーンの黒ずみは、刺激による色素沈着が主な原因。
- トイレットペーパーで乱暴にこする
- 洗いすぎ(入浴時にゴシゴシ擦り洗いしている)
- 無理なアンダーヘア処理
- おりものシートや生理用ナプキンによる摩擦や蒸れ
- 合わない下着による摩擦やしめつけ
- 長時間のデスクワークによる圧迫 など
肌は紫外線や摩擦といった刺激を受けると、シミや黒ずみのもとになるメラニン色素を作ります。
通常、メラニン色素はターンオーバーで自然と排出されるもの。
しかし、大量にメラニン色素が生成されると排出しきれずに色素沈着してしまいます。
特にデリケートゾーン(VIO)は、摩擦のされやすい部分です。
日常の習慣で黒ずみやすいというワケです。
(関連:ターンオーバーと美白の関係性とは?今すぐできる肌の生まれ変わりを助ける方法)
デリケートゾーンの美白には「保湿ケア」も重要
トイレットペーパーや下着といった、摩擦による黒ずみは保湿で改善できる可能性が高いです。
擦れたり、圧迫されたりした黒ずみは、皮膚の表面に黒ずみが色素沈着を起こしている状態。
たっぷり保湿してターンオーバーを整えることで、徐々に黒ずみの改善が期待できますよ。
ケアアイテムは、保湿クリームやオイルを選ぶと使いやすいでしょう。
特に下記の保湿成分が配合されているアイテムがオススメです。
さらに、美白成分も配合されているとベターです。
また、エタノールや合成着色料といった添加物が配合されていない商品だとなおよし。
粘膜部分はよりデリケートなので、できるだけ刺激の少ない、保湿力の高いアイテムを選んでくださいね。
デリケートゾーンの黒ずみに悩んでいるなら、ハイドロキノンでケアするのもアリ。
ただし濃度や使い方をしっかり守って、トラブルを避けるのが必須です。
【ハイドロキノンを陰部への使い方をおさらい!】
- 刺激の強すぎない低濃度のハイドロキノンクリームを使う
→安定型ハイドロキノン:8%まで
→純ハイドロキノン:3%まで - 事前に必ずオープンパッチテストをする
→ハイドロキノン使用中はしめつけ・露出を避けた服装を心がける - 入浴後の清潔な状態で、保湿してからハイドロキノンを塗る
→粘膜(IOゾーン)への使用は避ける
またデリケートゾーンの黒ずみは、日常生活の刺激による色素沈着が主な原因。
保湿ケアを徹底してターンオーバーを整えることで、改善につながります。
いずれにせよ、デリケートゾーンの美白ケアは慎重にすることが重要ですよ。
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