手は常に露出しているので、できるだけキレイにしておきたいもの。
だからこそ、手にシミができるとショックですよね。
しかし手は顔よりも年齢が現れるといわれており、シミができやすい部分でもあります。
ただ顔と違って、手のスキンケアをしていない・やり方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、手のシミの予防策&改善策を紹介していきます。
自分でできるケア方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
【この記事でわかること】
- 手のシミができる原因はメラニンの蓄積!その3つの理由とは
- レーザー治療だけじゃない!自力でシミを改善する方法
- 手のシミを防ぐためには、日ごろのスキンケアが重要
- シミを隠すにはファンデーションもアリ!ハンド用ファンデの使い方
Contents
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手の甲に急にできた!シミの原因3つ
そもそも手にできる茶色いシミは、排出しきれなかったメラニン色素が蓄積したもの。
本来メラニンは皮膚の細胞を守る役割をしていますが、何らかの刺激を受けると過剰に生成されます。
特に手は刺激を受けやすい部分なので、必要以上のメラニンが生成・蓄積してシミになりやすいというワケです。
適切に対処するためにも、まずは手のシミの原因を知っておきましょう。
- 長年受け続けた紫外線のダメージ
- 手洗いや家事などによる手の乾燥
- 虫刺され、やけど、擦り傷などの手の炎症
紫外線・加齢
手のシミの原因は、長年紫外線を浴びていることがほとんど。
そもそもメラニン色素が過剰生成される減員は、紫外線が原因です。
日焼けをすると肌が赤くヒリヒリしますよね。
これは肌が炎症を起こしている状態で、肌を守るためにメラニンを大量に生成しているからです。
本来シミはターンオーバーが繰り返されることで徐々に排出されるもの。
(参考:ターンオーバーと美白の関係性とは?今すぐできる肌の生まれ変わりを助ける方法)
しかし、加齢による代謝の低下で十分に排出されず、シミとして残ってしまうんですね。
日焼け止めをこまめに塗り直すなど、まずは紫外線対策をするのが最優先ですよ。
水仕事などによる手の乾燥
手洗いや家事などで受けるダメージも、シミができる原因です。
手は常に外気にさらされたり、洗剤に触れたりなど、乾燥しやすい状態。
乾燥すると肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。
その刺激によってメラニンが過剰生成され、シミになってしまうんですね。
また肌が乾燥するとターンオーバーが乱れがちになり、メラニンを排出できなくなる悪循環に陥りかねません。
水仕事をする際はゴム手袋を使用するなど、手を乾燥させない工夫をするのがベターです。
やけどや擦り傷などの皮膚の炎症
虫刺され、やけどや擦り傷などの皮膚の炎症でも、シミはできてしまいます。
炎症によってメラニンが生成され、色素沈着がおこることが原因です。
手はケガや湿疹がおこりやすいので、黒ずみやすいんですね。
ニキビを潰したり、ムダ毛を引き抜いたりすると、黒い跡が残りやすくなることも。
とはいえ色素沈着は時間とともに自然に治ることがほとんどです。
ただし炎症部分を日焼けをすると残りやすいので、ケアが不十分だとシミになりかねません。
こまめに保湿するなど、ターンオーバーを整えるのが大切ですよ。
手にできるシミは皮膚がんの可能性も
場合によっては、手のシミではなくメラノーマ(悪性黒色腫)の可能性もあるので要注意。
メラノーマは悪性な皮膚がんの病名であり、メラノサイトがガン化した腫瘍です。
症状が悪化するとリンパ節、脳や肺に転移する可能性が高く、最悪の場合死に至ることも…。
実は日本人は体の末端である手足に、メラノーマができやすいといわれています。
- 形がいびつ
- 色がまだら
- シミと肌の境目がぼんやりしている など
このようなシミが急に現れたら、メラノーマを疑う必要があるでしょう。
早期発見・早期治療ができれば小さな手術のみで治ります。
疑いがあれば、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。
市販のクリームでアプローチ!自力で手のシミを改善する方法2つ
シミがそれほど濃くない場合は、自宅でシミを改善できます。
- 美白クリームを塗ってシミを予防する
- 保湿ケアでターンオーバーを整える
美白有効成分配合の美白クリームを塗る
シミに効果的なのが、美白有効成分配合のクリームを使うこと。
これらの成分はシミの予防したり、薄くしたりする効果があります。
成分名を覚えなくても、商品名に薬用(医薬部外品)と書いてあるものを選べば大丈夫。
またパッケージに美白と書いてあれば、美白有効成分が配合されている目印になります。
保湿ケアでターンオーバーを整える
保湿を徹底し、ターンオーバーを整えるのも重要。
以下の保湿成分が配合されたハンドクリームやボディクリームを使うのがオススメです。
ターンオーバーの周期は、だいたい年齢+10日程度。
周期が長すぎると、過剰に生成されたメラニンが蓄積され、沈着しやすくなってしまいます。
逆に短すぎても未熟な細胞が表面へと押し上げられるので、バリア機能が弱くなるデメリットも。
正常な周期を保つためには、しっかりとした保湿ケアが必要です。
ピーリングでサポートするのもアリ
ピーリングもターンオーバーを整える方法の一つ。
古い角質を取り除くことで,ターンオーバーの周期を整えるサポートをします。
市販で売られているピーリングジェルや石けんを使えば、自宅で手軽にピーリングができますよ。
ただしピーリングの頻度は1週間に1~2回程度に抑えましょう。
毎日ピーリングするとヒリヒリしたり、赤みが出てしまうこともあるので注意してください。
また、ピーリング剤の種類によって肌に合う/合わないが異なります。
肌の調子を見ながら、自分に合うアイテムを選びましょう。
どうしても消したい場合はレーザー治療
シミ改善に即効性を求めるなら、レーザー治療が1番手っ取りばやいでしょう。
セルフケアでは、改善するのに時間がかかってしまいますよね。
レーザーは非常に強い光を当てることで、メラノサイトを破壊するもの。
濃いシミや長年消えなかったシミを消すことができます。
ただしレーザー治療にはリスクがあり、治療後も念入りなスキンケアが必要になります。
まずは無料カウンセリングを受け、信頼できるクリニックを探しましょう。
手のしみを予防するコツ2つ
1度できたシミを改善するのは手間がかかるので、そもそもシミを作らせないことが大切。
日頃からケアして、キレイな手を保つのが1番のシミ対策です。
- UVクリームやアームカバーなどで紫外線対策を徹底する
- 肌のバリア機能を高めて手の乾燥を防ぐ
UVケアを徹底する
まずは紫外線対策を徹底して、メラニンが生成されるのを防ぐのが最優先。
手の紫外線対策として有効なのが、UVカット効果のあるハンドクリーム。
水に触れる機会の多い手は、常に乾燥しやすい状態にあります。
日焼け止め効果のあるハンドクリームを使うことで、しっかりと保湿しながら紫外線対策ができますよ。
塗るタイミングは家を出る前でOKですが、手を洗った後にこまめに塗り直すのも大切です。
塗り直すのがめんどくさいという場合は、アームカバーや手袋をつけるのもアリですよ。
肌の保水機能を活性化する
手のシミを予防するには、肌のうるおいを保つバリア機能を高める必要があります。
バリア機能をサポートする成分が配合されたアイテムを使ってみましょう。
※タップ・クリックで詳細ページへ移動します。
もちろん、バリア機能を高めるには保湿が一番。
入浴後は顔と一緒に、化粧水や乳液、保湿クリームなどでケアしてみてください。
さらに乾燥しやすい秋・冬は、部屋に加湿器を置いておくと安心。
肌がカサカサしてきたと感じたら、屋内を適度な湿度を保つように工夫してみてください。
シミを今すぐ隠したい!目立たなくする方法
シミをすぐに隠したい場合は、ハンド用のファンデーションを使うのもアリです。
ハンド用でもボディ用でも、使い方は顔用のファンデーションと変わりません。
いきなり肌に塗るのではなく、保湿をして肌をケアしましょう。
【ハンド用のファンデーションの使い方】
- 化粧水をつけてクリームで蓋をし、保湿する
- 日焼け止めを塗る
- シミが気になる場所にファンデーションをなじませる
- 厚塗りにならないように、ムラなく伸ばす
- べたつきが気になる場合はパウダーを重ねる
ハンド用は専用のファンデーションなので、つけたまま水仕事をしても色落ちしません。
また衣類につかないので、腕にも安心して使えます。
水や汗に強いものが多いので、ボディー用でも代用できますよ。
もちろん、ファンデーションは必ず落とす必要があります。
つけたままにしていると、ターンオーバーが乱れてシミが悪化することも。
クレンジング剤でしっかりと落とし、化粧水やクリームで保湿して肌の状態を整えましょう。
小さいシミなら顔用のコンシーラーで隠してもOK。
スティックかペンシルタイプのコンシーラーがベストでしょう。
日焼け止めでUV対策をした後、シミの上にコンシーラーを乗せていきます。
シミの上はぼかさずに、コンシーラーをのせた周りをぼかすのがコツ。
最後に軽くパウダーをつけるとナチュラルに仕上がりますよ。
そもそもシミは急にできるのではなく、今までに蓄積されたダメージが現れるもの。
手にシミをつくらせないためには、原因と対策をしっかりと学んでおきましょう。
できてしまったシミを改善する方法
- 美白有効成分配合のスキンケア化粧品でシミを薄くする
- ターンオーバーを促進してシミを追い出す
シミを予防する方法
- 紫外線対策と保湿を徹底してメラニンを生成させない
- 高保湿成分を使ってバリア機能を高める
日頃から手のケアを意識して、いつまでもシミのないキレイな手を保ちましょう!
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