【シワ改善セルフケアまとめ】化粧品の選び方、シワの原因・対策を知って老けない肌を作る!

【シワ改善セルフケアまとめ】化粧品の選び方、シワの原因・対策を知って老けない肌を作る!

年齢を重ねるごとに現れるシワ。
目もとや口もとに細かなシワができているのに、放置していませんか?

浅い小じわはしっかりとケアすれば治りますが、放っておくと深いシワへ変化していきます。
一度深いシワが刻まれると、セルフケアではどうにもならないことに…。

そこで、この記事ではシワができる原因と改善策を詳しく紹介。
できるだけ早めにシワをケア&予防して、満足できるハリ肌を目指しましょう。

【この記事でわかること】 

  • 加齢だけではない?シワができる原因は乾燥や表情の作り方にもアリ!
  • 今あるシワを改善したい…!普段からできるスキンケア・マッサージを解説
  • あなたはやってない?シワができやすいNG習慣もチェック
  • 将来のシワは防げる!体の内側から老化を防ぐ食べ物・ケア方法を紹介

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シワができる原因3つ

そもそもシワは、大きく2つの種類に分けられます。

  • 表皮ジワ…皮膚の1番浅いところにできるシワ
  • 真皮ジワ…皮膚の奥(真皮層)にできるシワ

一般的にイメージされる「加齢によるシワ」は、真皮ジワのこと。
年齢を重ねるごとに蓄積されたダメージがシワとして現れます。
目尻や眉間などに深く刻まれ、50代以降で気になる方も多いでしょう。

一方で表皮ジワは小じわとも呼ばれ、目元や口元によく現れます。
主に乾燥や摩擦が原因で、20代といった若い年齢の方にも見られるのが特徴です。

ここからは、表皮ジワ・真皮ジワのもとになる原因を詳しく解説していきます。

  • 加齢による肌の弾力や保湿力の低下
  • 紫外線による光老化
  • 表情のくせや表情筋の低下

【乾燥】加齢による肌の水分保持力の低下

乾燥によって肌のキメが乱れる

肌の乾燥は、シワができる原因の1つ。

ヒトの肌は年を重ねるごとにカサつきやすくなり、シワが出現するようになります。
これは加齢で皮脂の分泌が減り、角質層で潤いを蓄えるバリア機能が低下するから。
(※バリア機能・・・肌の表面にある角質層が、外部からの刺激や異物の侵入から肌を保護し、肌の内側に蓄えている水分を逃げないようにする役割のこと)

加齢による乾燥は、ドライフルーツを連想するとわかりやすいでしょう。
みずみずしいフルーツが乾燥して水分を失うことで、しぼんでしまいますよね。
同じようにバリア機能が低下すると、水分が蒸発した肌がしぼんでシワになるというワケです

また乾燥によるシワは、保湿ケア不足でも起こります。
目もとや口もとに現れる細かく刻まれる”小じわ”は、乾燥が原因になっていることがほとんど。

特に20代など実年齢が若いのにシワが気になる…という方は、スキンケアを見直すのが最優先です。

【紫外線】紫外線ダメージによる光老化

紫外線が肌のうるおい成分を傷つける

紫外線によるダメージの蓄積も、シワの原因です。

肌は紫外線を長年浴び続けていると、「光老化」という老化減少を引き起こます。

そもそも私たちの肌がピンと張って弾力のある状態を保てているのは、皮膚の奥にある真皮層のおかげ。
真皮層は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸によって構成されています。

紫外線によって真皮層を支える成分が破壊されることで、シワやたるみを作りだすんですね。

ちなみに紫外線のダメージは、乳幼児の頃から蓄積。
20代で症状が出始め、30代でほとんどの人に現れるといわれています。

UVケアをサボりがち・レジャーなどで紫外線を浴びる機会が多いという方は、紫外線によるシワを疑うべきでしょう。

【表情のクセ】笑いシワや表情筋の低下

表情のクセが肌に定着する

表情のクセや表情筋の低下によって、顔にシワが刻まれてしまうのも原因の1つ。

主におでこ・眉間・目もとにできやすく、同じ部位に溝ができるのが特徴です。

笑ったりしかめっ面をすると現れるシワは、基本的に一時的なもの。
ただし顔の歪みや加齢とともに、深いシワになってしまう恐れもあります。

逆に無表情でいることが多かったり、表情の変化が乏しい人も、表情筋が衰えて肌を支えられなくなるので要注意です。

まだ間に合う!できてしまったシワの改善策3つ

シワを改善するには、できるだけ早めに手を打つことが大切です。

たいていのシワは肌表面にできている浅いもので、肌の深くまでは到達していない状態。
きちんとセルフケアを続けて、今あるシワを解消していきましょう。

  • 高保湿成分が配合されたスキンケア化粧品を使う
  • マッサージやエクササイズで表情筋を鍛える
  • 抗シワ効能成分をスキンケアに取り入れる

高保湿成分配合の化粧水・保湿剤を選ぶ

三大保湿性分 セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンを使う

まずは、高保湿成分が配合されたスキンケアアイテムを使うのが大前提。

特に乾燥が原因のシワは、肌に潤いを与えることで回復する可能性が高いです。
毎日のスキンケアに選ぶなら、下記の3大保湿成分が配合されているものがベストですよ。

※タップ・クリックで詳細ページへ移動します。

  • セラミド  (表皮に存在し、外部刺激から肌を守り水分を蓄える)
  • ヒアルロン酸(真皮に存在し、肌の潤いを保つ)
  • コラーゲン (保水成分のヒアルロン酸を保持し、肌の弾力を保つ)

特に気になる部分には、コットンに化粧水をたっぷり含ませて5分程度パックをするのも効果的です。

シワ取りに効果的な「抗シワ成分配合」のクリーム・美容液を使う

シワに有効な成分で肌の内側から目立たなくする

シワに有効な成分のアイテムを追加してケアするのも効果的です。

肌にハリを戻すためには保湿だけでなく、コラーゲンなどの真皮層を作る成分を増やすのが重要。
部分用クリームや美容液を選ぶなら、以下の成分が配合されているかチェックしましょう。

※タップ・クリックで詳細ページへ移動します。

  • レチノール   (コラーゲンやヒアルロン酸などの生産を促進、水分保持力を向上する)
  • ナイアシンアミド(表皮細胞のセラミドの生成を促進し、バリア機能を高める)
  • ビタミンC誘導体(水に弱いビタミンCを肌へ吸収しやすくしたもの。美白効果、コラーゲンを生成する)

ちなみにシワにアプローチするスキンケアは、顔全体に塗る化粧品や乳液の後に使用するのがベター。
基本的には最初に塗った化粧品は広がりやすく、効果が弱まる傾向があります。

ブースターなどの例外もありますが、基本的には肌を整えてから使用して浸透させるようにしましょう。

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2020年7月14日

「炭酸美容」でたるみにアプローチ

エイジングケアで注目されている、炭酸美容を取り入れるのも方法の1つ。

シワやシミなどの老化を促進するのは、「血流」が関係しています。
血流が滞ると、肌の隅々まで栄養が行き届かず肌が衰えてしまうんですね。

炭酸の主な効果は、血管の拡張
血管が拡張し血流が増加することで、皮膚細胞が元気になります。

栄養がいきわたって新しい肌が生まれやすくなるので、シワを薄める効果が期待できますよ。

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マッサージで”しわ伸ばし”を意識する

マッサージとエクササイズでシワとたるみをなくす

マッサージやエクササイズでシワを伸ばすのも、シワ改善に効果的です。

表情筋をマッサージして、シワができやすい目もと・口もとにアプローできます。

セルフマッサージをする時は、マッサージオイルかフェイスクリームを塗るのを忘れずに。
何も塗らずに直接手でマッサージすると、摩擦が起こりシワを悪化させかねないので注意してくださいね。

目もとのシワを改善するマッサージ

目もとは、アイメイクの負担やスマホの使用による眼科疲労でシワができやすい部位。
目の周りを囲んでいる眼輪筋ほほぐすことで、肌のハリがよみがえります。

【目もとのマッサージ】

  1. 両手の指をそろえて、目の周りのこめかみ、眉上、目頭、頬の上をほぐす。
  2. 目を上下左右にぐるりと回す。

この際おでこにシワができないように、眉毛は上げないでくださいね。

口もとのシワを改善するマッサージ

口もとにシワができる原因は、乾燥や加齢による表情筋の衰え。
口の周りをマッサージしながら、表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れると効果的です。

【口もとのマッサージ

  1. 両手の手のひらを使い、あごからこめかみにかけて円を描くようにマッサージする
  2. 手に平で鼻の下を10回程度くるくると周す
  3. あごの上も同様にマッサージ

表情筋を鍛えるエクササイズ

  1. 口を大きく開け、下を出したまま30秒キープする
  2. 口を大きく開け、「あいうえお」と一文字ずつ口を動かす
  3. 口の中で舌を上下左右に動かす

マッサージもスキンケアと同様、毎日のお手入れに取り入れてみてくださいね。

顔にくっきりと刻まれている真皮ジワは、自力で治すのは難しいでしょう。

無表情でも常に顔に現れる濃いシワは、肌の奥の真皮層で発生しています。
肌の奥にある以上、セルフケアでは対処できません。

セルフケアでも改善できない深いシワは、美容クリニックでの治療も考えてみましょう。

無意識にしているかも?シワを増やすNG習慣

シワを作らないためにも、普段の何気ない習慣を見直してみることが大切です。
シワができる習慣や間違ったスキンケアをしていないか、チェックしてみてください。

【間違った習慣チェック】

  • 目をこする
  • スマホやパソコンの画面を長時間見る
  • しかめっ面をする
  • タバコを吸う
  • ガムをかむ
  • 化粧を落とさない
  • 常に寝不足の状態

【間違ったスキンケアのチェック

  • ゴシゴシこすって洗顔をする
  • クレンジングシートを使ってメイクを落とす
  • 伸ばすように顔をマッサージをする

長時間のデスクワークやスマホの使用で目を酷使するのは、目もとの小じわに直結します。
眼精疲労は目の周りの血行を悪くし、栄養が行き渡らなくなることでシワやたるみを引き起こしかねません。

また、よく眉をひそめたり口をハの字に曲げる人も要注意。
「不機嫌顔」を続けているとシワが刻まれ、本当に不機嫌な顔になってしまいますよ。

スキンケアで意識したいことは、肌に刺激を与えないこと。
摩擦や刺激で肌が傷つくと、肌の張りがなくなりシワができてしまいます。

顔を洗う時はたっぷりの泡で洗い、化粧品はハンドプレスで優しくなじませてくださいね。

シワを消すには生活習慣も大切!予防方法2つもチェック

生活習慣もシワと深く関係しています。
シワの対策として保湿を徹底するのは大前提ですが、食生活や紫外線対策も同じくらい大切ですよ。

  • UVケアを徹底して紫外線を防ぐ
  • アンチエイジング効果のあるビタミンをとる

UVケアを徹底する

UVケアで紫外線を避ける

シワ予防には、紫外線対策を徹底するのが大前提。

たとえ3分紫外線に当たるだけでも、肌は影響を受けるといわれています。
外出するときは必ず日焼け止めを塗るのを忘れないようにしてください。

日常で使う日焼け止めは、SPF15~20/PA++程度のものがオススメ。
ただし真夏のレジャー時など、強い紫外線を長時間浴びるシーンでは数値の高いものを使うべきでしょう。
(参考:日焼け止めの選び方って?SPFとPAの違いから成分の種類まで徹底解説

また日焼け止めの効果を最大限に引き出すためにも、外出の30分前に塗るのも意識してみてくださいね。

日焼け止めを塗るのが難しい場合は、下記のように工夫してみましょう。

  • 帽子をかぶる
  • 日傘を差す
  • 日陰を歩く
  • 長袖やアームカバーなどを着用して肌を露出しない

ビタミンC・E中心の食生活

ビタミンC・Eを積極的にとる

体の内側からシワを予防するために、ビタミンC・Eを積極的に摂取しましょう。

ビタミンCの特徴は、強力な抗酸化作用
老化の原因である「活性酸素」を除去する力があります。
(参考:活性酸素とは?肌への影響と対策方法をドコよりもわかりやすく解説します!

ビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれています。
女性ホルモンの分泌を促し新陳代謝を高めるので、シミやシワの予防に効果的。

ビタミンC・Eが含まれている食べ物は以下の通りです。

ビタミンCが豊富な食べ物

  • 果物 イチゴ、レモン、柿、キウイフルーツ、グレープフルーツ、ぶどうなど
  • 野菜 トマト、ピーマン、大根、ジャガイモ、サツマイモ、キャベツ、ブロッコリーなど

ビタミンEが豊富な食べ物

  • 果物 キウイフルーツ アボカド
  • 野菜 かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー なす
  • 魚類 うなぎ たらこ
  • ナッツ類 アーモンド ピーナッツ ヘーゼルナッツ

とはいえ、偏った食生活ではシワを防ぐことができません。
バランスの良い食生活を心がけながら、他の栄養素と共にとり入れてくださいね。

シワの3大原因は、「乾燥」「紫外線」「表情のクセ」。
いずれにせよ、深く刻まれる前に毎日のケアと予防を徹底しましょう。

【シワの予防策】

  • 老化の原因の8割を占める紫外線を浴びない、UVケアを徹底する
  • バランスのよい食事に加えて、アンチエイジング効果のあるビタミンC・Eを摂る

【既にあるシワを治す方法】

  • 保湿を徹底し肌にハリを持たせることで、できてしまった溝(シワ)をなくす
  • シワのできやすい目もと、口もとをマッサージ・エクササイズをして、シワを伸ばす
  • シワの有効成分が配合された基礎化粧品を使い、肌の奥にあるコラーゲン、エラスチンなどの美肌成分の生成を促す

今の努力が10年後、20年後の肌を変えるはず。
シワのないキレイな肌を保つためにも、早め早めにしっかりとケアしていきましょう。

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