「おしりにできたニキビがかゆい!」「座ると痛い…」
おしりは下着が触れたり、座ったりと、ニキビができやすい部分。
だからこそ、実はおしりニキビに悩んでいる…という方は意外にたくさんいます。
とはいえプライベートな部分なので、なかなか相談しづらいのもたしか。
そこで今回は、厄介なおしりニキビの原因と解決策を紹介していきます◎
おしりのニキビ跡や黒ずみの予防・改善方法も解説しているので、美尻を目指したい方は必見です。
【この記事でわかること】
- おしりは皮脂や汚れニキビになりやすい部分
- かゆい、大きい…異常がある場合はニキビじゃなくて皮膚病かも
- おしりニキビは「しっかり洗浄&市販薬を正しく使う」で治せる
- ニキビ跡や黒ずみは「保湿ケア+生活習慣改善」で予防しよう
Contents
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おしりニキビの原因は常在菌・毛穴汚れ!ターンオーバーの乱れに注意
冒頭の通り、おしりはニキビがとてもできやすい場所。
ニキビの原因であるアクネ菌が増えやすい環境が揃っています。
【アクネ菌が増える原因】
- 皮脂や汚れによる毛穴詰まり
- 摩擦や圧迫などの刺激
- 衣類や汗よるムレ
そもそもおしりは摩擦が起きたり、圧迫されやすかったり、刺激を受けやすい部分。
きつい服を着ていたり、長時間のデスクワークをしたりすると、圧力がかかります。
圧迫されて固くなった皮膚が、皮脂の排出口である毛穴を塞いでしまうのが大きな原因です。
通常なら、不要な皮脂はターンオーバーによって汗と一緒に毛穴から排出される仕組み。
(参考:ターンオーバーと美白の関係性とは?今すぐできる肌の生まれ変わりを助ける方法)
しかしターンオーバーが乱れると、どんどん毛穴に皮脂が溜まっていきます。
最終的に皮脂を栄養源にしているアクネ菌が増えて、ニキビになるというワケです。
さらに下着や衣類で通気性が悪く、汗で蒸れやすいのも一因。
特に夏は汗をかくので、衛生状態が悪くなりがちです。
ニキビが出来てしまったら、まずはおしりを清潔な状態に保つのを心がけましょう。
痛い・かゆい・大きい場合は粉瘤や毛嚢炎の可能性も…
ひどい痛みやかゆみが出る・サイズが大きすぎる場合は、皮膚病の可能性が高いので要注意。
下記のような症状が疑われるので、はやめに皮膚科を受診しましょう。
- 粉瘤(ふんりゅう)
(真ん中あたりに「開口部」と呼ばれる黒い点がある。悪臭を放つことも) - 毛嚢炎(もうのうえん)
(ニキビと見た目が似ている。毛の処理や脱毛が原因でできやすい) など
粉瘤や毛嚢炎は重症化すると、切開手術で膿を取り出す必要があることも…。
逆に白っぽいニキビであれば、清潔にしてしばらく様子を見てください。
おしりニキビの治し方】
おしりにできものがあると気になりますが、触ったり潰したりするのはNG。
軽度のニキビであれば、下記の手順でセルフケアすれば治せますよ◎
- 殺菌成分・抗炎症作用が含まれる洗顔料で洗う
- 炎症性の赤ニキビに効果的な市販薬を塗る
ニキビ用洗顔など殺菌作用のあるソープで洗う
おしりを清潔に保つために、まずはニキビの有効成分入りのソープで洗浄しましょう。
下記の成分が含まれるニキビ用洗顔や薬用ボディソープがオススメです。
- 殺菌成分:イソプロピルメチルフェノール・過酸化ベンゾイル(アクネ菌の増加を防ぐ)
- 抗炎症成分:グリチルリチン酸ジカリウム(ニキビ、炎症を抑える)
- ピーリング作用:サリチル酸・グリコール酸(毛穴の汚れ、黒ずみを取り除く)
ケアする際は、湯船に浸かって毛穴を開かせてから洗うのがベター。
タオルでごしごし擦るのではなく、手のひらで優しく洗うようにしましょう。
また洗浄料がきちんと洗い流せていないと、毛穴がつまり肌トラブルの原因になります。
おしりは見えにくい場所ですが、しっかりと洗い流すのを心がけましょう。
ピーリング剤を併用してターンオーバー促進もアリ◎
おしりをしっかりとキレイにしたいなら、ピーリング剤を併用するのもオススメです。
ピーリングは肌表面の古い角質を取り除く方法。
ターンオーバーを促すことで、ニキビの治癒を早めてくれます。
インバスタイプなら、入浴ついでに手軽にケアできますよ◎
特に敏感肌や肌荒れしやすい方は、低刺激の石鹸タイプのピーリング剤がいいでしょう。
ただし膿んでいたり、痛みがある場合は、悪化しかねないので控えてくださいね。
炎症を抑える市販薬を塗る
おしりを洗って保湿した後は、市販薬を塗って炎症を抑えるのが大切。
アクネ菌に対しての殺菌効果を発揮する塗り薬がベストです。
炎症の起こっている赤ニキビに対しては、イブプロフェンピコノールが配合されているものがオススメ。
アクネ菌による炎症を抑えるだけでなく、ニキビのできた皮膚を直す効果も発揮します。
ちなみに軽いニキビなら、オロナインH軟膏でも代用可能。
ただし炎症を起こした赤ニキビや化膿した黄ニキビは、炎症を悪化させる可能性があるので注意してください。
塗り薬を塗るタイミングは、入浴後に化粧水でしっかり保湿した後。
綿棒の先に少量をつけ、ニキビの上に優しく乗せましょう。
おしりのニキビ跡・黒ずみは保湿ケアで改善
「おしりニキビ跡や黒ずみがなかなか治らない…」という方は、保湿ケアを徹底してみましょう。
そもそもニキビ跡や黒ずみが悪化する原因は、摩擦や締めつけによる刺激。
炎症のあとに刺激を受けることで、色素沈着を起こしておしりが汚くなってしまうんですね…。
つまり美尻を保つには、保湿して肌に弾力性をもたせるのが重要ということ。
肌が潤うことでターンオーバー促進も期待できるので、早く改善できますよ。
下記の成分が含まれる化粧水・保湿剤を、入浴後にたっぷり塗ってみてください。
- リピジュア・・・ヒアルロン酸の約2倍の保湿力
- トラネキサム酸・・・美白有効成分や肌荒れ予防
- イチョウ葉エキス・・・うるおい効果、透明感
- アロエベラ葉エキス・・・コラーゲンやヒアルロン酸の生成促進
他にも、おしり専用のシートマスク・保湿クリームを使うのもオススメです。
おしりのブツブツは「生活習慣の改善」で予防
そもそもおしりのトラブルを回避するには、生活習慣を見直すことも重要です。
上記のように食事や睡眠、服装といった、身近なところから少しずつ改善していきましょう。
おしりは見えない部分なので、日々のケアを忘れてしまいがちですよね。
しかし、摩擦や刺激を受けるためニキビができやすい部位です。
ニキビができてしまったら患部を清潔に保って、保湿ケアや服装などを意識しましょう。
【おしりニキビのケア方法】
- ニキビ用の洗顔・薬用ボディソープで洗う
- 乾燥を防ぐために、入浴後は保湿クリームを塗る
- 規則正しい生活を心がけ、ターンオーバーを整える
- 長時間のデスクワーク、タイトな服を避ける
治ったあともトータルケアでおしりのトラブルを予防して、美尻を目指しましょう◎
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