「おでこや鼻はテカるのに、ほっぺは乾燥している…」
それはもしかすると混合肌かもしれません!
混合肌とは、皮脂でテカる部分と乾燥でカサつく部分が混ざっている肌質のこと。
オイリー肌や乾燥肌とおなじスキンケアをしても、改善しにくいです。
そこで今回は、混合肌を改善するスキンケア方法を紹介。
混合肌かどうかの見分け方もお伝えするので、一度セルフチェックしてみてください。
正しいスキンケアで、部分テカリや混合肌特有のニキビのない素肌を取り戻していきましょう。
【この記事でわかること】
- 混合肌とオイリー肌・乾燥肌の違い!混合肌かどうかのセルフ診断
- 混合肌ケアに効果的なスキンケア方法◎クレンジング・化粧品別に解説
- ファンデーションやパック方法など、混合肌に関するQ&A
Contents
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混合肌とは?脂性肌・乾燥肌との違いについて
冒頭でも述べたように、混合肌とは複数の肌タイプが混ざっている状態。
オイリー肌や乾燥肌と以下のような違いがあります。
肌タイプ | 特徴 |
---|---|
混合肌 | Tゾーンは皮脂でベタつき、頬・口のUゾーンは乾燥でゴワついている。 |
脂性肌 (オイリー肌) | 肌に弾力はあるが、脂っぽくベタつく。毛穴開きや黒ずみが目立つ。 |
乾燥肌 | 肌にうるおいがなく突っ張り感がある。洗顔後にカサつきが目立つ。 |
混合肌は部分的にテカリやカサつきが現れるので、脂性肌・乾燥肌と思い込んでいる方も多いです。
混合肌と気づかず、オイリー肌向けのスキンケアをすると乾燥を悪化させる可能性も…。
逆に乾燥肌向けのスキンケアをすると、角栓やニキビの悪化につながりかねません。
つまり、部分ごとにスキンケアを分けることが混合肌改善のポイント◎
まずは自分が混合肌かどうか、肌タイプをしっかり見極めることが大切です。
あなたの肌タイプ診断!混合肌の見分け方
あなたの肌タイプはどれなのか、下記の方法でカンタンに自己診断できます。
①洗顔後に化粧水や乳液をつけず、10分放置する。
②10分後の肌の状態で、肌タイプを診断。
- 混合肌
⇛Tゾーンだけベタつき、頬や目元はカサつきが目立つ - 脂性肌
⇛つっぱり感はなく、顔全体にベタつきがある - 乾燥肌
⇛肌全体につっぱり感があり、目元・口元の乾燥が目立つ
前述したように、混合肌は部分ごとで肌タイプが違います。
そのため洗顔後の肌は、乾燥肌とオイリー肌の両方の特徴があらわれるんですね。
上記のセルフチェックで混合肌とわかった方は、このまま混合肌の治し方を読み進めていきましょう。
▼「乾燥肌かも…」というは、下記ページをチェックしてみてください。
▼「脂性肌かも…」というは、下記ページをチェックしてみてください。
混合肌を改善するスキンケア◎クレンジングや化粧品ごとに解説
上述でお伝えしたとおり、混合肌の改善には部分ケアが大切です。
たとえばクレンジングなら皮脂が多い部分はしっかり洗い落として、乾燥肌はやさしく洗顔。
化粧品でも、皮脂を抑える美容成分と保湿成分のダブルでケアしていきましょう。
今まで何となくスキンケアしていた…という方はこれから紹介するコツを心がけてみてください。
①洗顔やクレンジングを見直してニキビ・カサつきをケア
混合肌の方は、洗顔・クレンジングを見直してみましょう。
- クレンジング:「ミルクタイプ」「オイルタイプ」のクレンジング剤を使い分ける
- 洗顔:しっかり洗顔料を泡立てて、泡でなでるように洗う
メイク落としには、乾燥しやすいUゾーンにミルクタイプ・皮脂の多いTゾーンはオイルタイプをつかってください。
Tゾーンは皮脂が多く、ニキビや毛穴の黒ずみを引き起こしやすい部分。
洗浄力の強い「オイルタイプ」のクレンジング剤でしっかり洗い落とします。
一方でUゾーンは乾燥が目立ちやすいので、低刺激でしっとり仕上がるミルクタイプがおすすめです。
洗顔料は、泡立ちのいいアイテムを選びましょう。
しっかり泡立てて、泡でなでるようにやさしく洗ってください。
毛穴に皮脂が溜まりやすくテカりが気になるTゾーンも、ゴシゴシ強くこするのはNG。
手のひらを使って、3回~5回程度くるくる円を描くように洗いましょう。
ちなみにノーメイクの日でも、皮脂や汚れを落とすために洗顔は不可欠ですよ。
②化粧水・乳液は美容成分の効果でつかい分ける
洗顔やクレンジングをした後は、必ず化粧水や乳液で保湿ケアしてあげましょう。
化粧品でのスキンケアも、部分ごとに使い分けるのが混合肌改善のポイントです。
【Tゾーン:皮脂の分泌を抑える美容成分がはいっているか】
※青文字をタップすると美容成分の詳細が見れます。
【Uゾーン:保湿効果の高い美容成分がはいっているか】
※青文字をタップすると美容成分の詳細が見れます。
テカりがちなTゾーンには、皮脂を抑える美容成分入り美容液をつかってください。
いっぽうで乾燥が気になるUゾーンには、有効な保湿成分が入った美容液でうるおいを与えます。
このように使い分けてスキンケアすることで、ピンポイントで混合肌にアプローチできますよ◎
もっと詳しく!混合肌に関する3つのQ&A
最後に混合肌に関する疑問点にお答えしていきます。
- 混合肌の場合はファンデーション・化粧下地はどうすべき?
- フェイスパックはどうすればいい?
- 混合肌だと日焼け止めはどれを選べばいい?
混合肌だと、ファンデーションやパックも一工夫必要。
ちょっとしたスキンケアも見直すことで、もっと早く肌質が改善するはずです。
Q1.混合肌の場合はファンデーション・化粧下地はどうすべき?
ベースメイク・ファンデーションも、混合肌なら部分ごとに使い分けるのが理想。
テカリやすい部分のみにつかう、「部分用下地」を使ってみてください。
Tゾーンにポイント下地をつけ、その他は普段どおりベースメイクします。
またファンデーションは、以下のタイプを使い分けてみてください。
- Tゾーン:パウダータイプ
- Uゾーン:リキッドタイプ
Tゾーンはパウダーファンデでマットに仕上げ、カサつくUゾーンはリキッドでツヤ感を出していきます。
混合肌が改善してくるまでは、メイクもちょこっと工夫してみましょう◎
Q2.フェイスパックはどうすればいい?
フェイスパックをする際は、混合肌でも顔全体をパックしましょう。
というのも混合肌のTゾーンのテカリは、肌の奥が乾燥しているインナードライの可能性があるからです。
乾燥部分だけパックすると、かえってTゾーンのベタつきが増しかねません。
その日の肌質に応じて、パックの種類を切り替えるのがおすすめです。
- ベタつきが特に目立つ日⇒さっぱりタイプのパック
- 乾燥でカサつきが気になる日⇒保湿力の高いしっとりパック
またコットンでポイントパックするという、ワンランク上のケア方法もあります。
部分ごとに染み込ませる化粧水を変えることで、肌質にあったアプローチができますよ!
Q3.混合肌だと日焼け止めはどれを選べばいい?
混合肌の症状が軽いなら、「テカリ防止の日焼け止め」がおすすめ!
Tゾーンの皮脂によるテカリを抑えてくれるので、ベタつく夏場には大活躍です。
またテカリと乾燥にダブルでアプローチする「混合肌向けの日焼け止め」も、最近では登場しています。
肌のコンディションをきちんと整えたいなら、専用の日焼け止めを試すといいでしょう。
混合肌は、複数の肌タイプが混ざっている厄介な肌タイプ。
混合肌を無視して偏ったスキンケアをしていると、肌トラブルが悪化しかねません…。
肌質を治していくには、部分ごとのケアが大切です。
今のうちからきちんと混合肌を治しておけば、将来のあなたの素肌が違ってくるはずです!
メイクなどでむやみに隠そうとせず、まずはスキンケアを徹底して肌の状態を整えていきましょう。
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