「スキンケアを工夫してるのに、肌荒れが治らない…」
こんな改善しない肌トラブルの原因は、冷え性によるものかもしれません!
実は“肌の不調”は、“カラダの冷え”と深く関係しています。
別に冷え性じゃないかも…という方も、隠れ冷え性の可能性がありますよ。
そこで今回は、冷え性による肌荒れの原因と改善方法を紹介。
冷え性にアプローチしていけば、今ままで治らなかった肌荒れも目に見えて改善していくはずです◎
【この記事でわかること】
- 冷え性は肌荒れの原因になる!冷えと肌の関係について
- 肌が冷えると美容成分の効果も低下すると判明◎
- 冷え性対策には温活!2つのケアで冷え性の肌荒れを改善。
Contents
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冷え性は肌荒れの原因になる!冷えと肌の関係とは?
冒頭でお伝えしたように、カラダの冷えは肌荒れの原因の1つ。
冷え性になると、次のようなトラブルを引き起こします。
- 肌に栄養が届きにくくなる
- 腸内環境が悪化し、毒素が増える
冷え性による肌荒れの大きな原因は、血行不良で肌まで栄養が行き渡りにくくなること。
全身を巡って細胞に栄養素を届けるのは血液ですが、冷えによって血流が滞ると、体のすみずみまで栄養素が行き渡らず、肌や髪が乾燥したり、爪が割れやすくなったりします。
(出典:漢方のツムラ)
肌まで栄養が届きにくくなると肌代謝が悪くなり、乾燥肌やニキビといった症状が出てきます。
また腸内環境も悪化して、肌に悪影響な毒素が増えてしまうことも…。
便秘になりやすくなり、毒素が排出できない体になりかねません。
なかなか肌荒れが治らない方は、カラダを温めて血流をよくすることが改善のポイントです。
「隠れ冷え性」にも注意!NG行動をチェック
手足が冷えない方でも、「隠れ冷え性」になっている可能性があります!
隠れ冷え性とは、体内(内臓)が冷える症状です。
自覚していない人も多いので、以下のチェック項目で”隠れ冷え性診断”をしてみてください。
- 汗をかきやすく暑がり
- 冷たい飲み物をよく飲む
- 魚より肉が好き
- 甘いものが好き
- 生野菜やフルーツをよく口にする
- 風邪をひきやすい
- コーヒーをよく飲む
- タバコを毎日吸う
- ストレスを感じやすい
- 貧血・低血圧である
- 胃が痛くなりやすい
- 皮膚にカサつきがある
- 手足は暖かいが、お腹は冷えやすい
- 厚着をしても寒気を感じる
これらの項目で“7つ以上”当てはまる方は要注意。
たとえばカフェインやカリウムには利尿作用があり、塩分とともに熱を体外へ放出してしまいます。
「毎朝ホットコーヒーに生野菜、フルーツで健康的♪」と思われる食事が、実は冷え性の原因ということも少なくありません。
もちろん隠れ冷え性も一般的な冷え性とおなじように、カラダを温めて血流をよくすることが改善策です◎
冷え性で美容成分の効果も低下する!?
カラダが冷えるとスキンケアの効果が下がってしまうのもネック。
実際に気温とともに皮膚温度も下がると、美容成分のはたらきも低下することが研究で判明しました。
秋・冬になるとくすみや毛穴の黒ずみなどトラブルが増える…と、悩んでいる方も少なくない様子。
同じように、体が冷えているとせっかくスキンケアに励んでもなかなか効果が出ません。
つまり化粧品の美容成分の効果を最大限に引き出すためにも、冷え性改善は欠かせないんですね。
「温活」で冷え性を改善!外・内の2つの対処方法
冷え性による肌荒れ改善には、「温活」がイチバン!
温活とは、カラダの基礎体温を上げることです。
次のような、内側と外側からの温活ケアで体温をあげていきましょう。
- 【インナーケア】体を温める食べ物・飲み物を摂る
- 【アウターケア】軽い運動や入浴で体温を上げる
どちらか一方を取り組んでも、十分な体温アップは望めません。
今日からすぐに取り込める簡単な内容なので、少しずつ習慣化していってください◎
【インナーケア】カラダを温める食べ物・飲み物を摂る
冷え性を内側から改善するなら、「陽性食品」を摂るのがポイント!
陽性食品とは体温を高めてくれる食品で、下記が当てはまります。
【食べ物】
- にんじん
- ごぼう
- かぼちゃ
- たまねぎ
- ニラ
- 赤みの肉
- 海藻類
- 納豆
- 青魚
- 生姜
- にんにく
【飲み物】
※すべてホットで飲むのが好ましいです。
- しょうが茶
- ルイボスティー
- ごぼう茶
- ほうじ茶
- 紅茶
- ココア
ヒトが食品を食べたり飲んだりすると、体内に吸収された栄養素の一部が熱となり消費されます。
陽性食品には、この熱を起こす作用を高めるはたらきがあるんですよ◎
いずれも煮る・焼くなど”温めた状態”で摂取するのがベスト。
特に味噌汁やスープに陽性食品を入れると、手軽に摂取できておすすめです。
また先述のとおり、ホットでもコーヒーはカラダを冷やすので控えてくださいね。
【アウターケア】軽い運動や入浴で血流を促して体温アップ
食べ物や飲み物だけでなく、血行促進を心がけた生活習慣を実践するのも大切!
- 軽めの運動を行う
(30分程度のウォーキングなど) - 37度〜40度ほどの湯船に15分以上浸かる
血行促進には、“血液のポンプ”の役割がある下半身を使うのがポイント。
運動を全くしない方は、30分程度のウォーキングを週2〜3回だけでいいので取り組んでみてください。
電車通勤の方なら、「一駅手前で降りて歩いて帰る」というのもいいですね。
またシャワー派の方も、2〜3日に1度は湯船に浸かってみましょう。
カラダが温まるだけでなく、筋肉の強張りもほぐれて血流がスムーズになります。
適度な運動&入浴でカラダを芯から温めるのを習慣にしてみてください◎
今回お伝えしたように、冷え性だとスキンケアを頑張っても肌荒れは改善しにくいです。
まずは「温活」で体温を高めていってください。
【インナーケア】カラダを温める食べ物・飲み物を摂る
【アウターケア】軽い運動や入浴で体温を上げる
- 軽めの運動を行う
(30分程度のウォーキングなど) - 37度〜40度ほどの湯船に15分以上浸かる
ヒトも栄養不足だと調子が悪いですよね。
お肌も栄養が足りないと荒れてしまうので、温活で栄養が行き渡る体づくりをしていきましょう!
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