頬がたるむ原因、知っていますか?
頬のたるみ大きく関係しているのは、顔の筋肉である表情筋。
普段表情を変えずにいると筋肉が衰えて、頬が垂れさがった「ブルドック顔」になってしまうことも。
そこで今回は、頬がたるむ原因と改善方法を徹底解説。
簡単なトレーニング方法やスキンケア、食生活と、多方面で対策を紹介していきます。
今からきちんとケアをして、脱ブルドック顔を目指しましょう。
【この記事でわかること】
- なぜ頬のたるみは起こるの?主な理由を3つ紹介
- 1日1回でOK!たるみを引き上げる筋トレ&マッサージ方法
- 姿勢や食べ物、スキンケア…普段の生活で取り組みたいたるみ対策4つ
Contents
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頬がたるむ原因3つ
頬のたるみには、以下の3つが関係しています。
- 加齢や無表情、悪い姿勢による表情筋の衰え
- 不規則な生活が原因の顔のむくみ
- 紫外線による皮膚へのダメージ
表情筋の衰え
頬がたるむ原因として大多数に当てはまるのが、表情筋の衰えです。
私たちの肌は20代から衰え始め、30代になると老化現象が始まるもの。
表情を作る時に使う表情筋を鍛えなければ、たるみやシワが目立つようになります。
筋肉を使わないと筋力が落ち、痩せにくい&脂肪がつきやすい状態に陥ってしまうんですね。
約30種類以上ある表情筋ですが、私たちは表情筋の7割を使っていないと言われることも。
普段から無表情でいると表情筋が衰えやすいので注意してください。
顔のむくみ
顔のむくみも頬がたるむ原因の1つ。
むくみとは血液やリンパの流れが滞り、余分な水分や老廃物が貯まっている状態。
余分な重さが加わることで皮膚が耐えられなくなり、たれ下がってしまうんですね。
顔のむくみは、普段のライフスタイルが大きく関わっています。
顔のむくみにつながるNG習慣
顔がむくみやすい行動をしていないか、チェックしてみましょう。
- 水を飲まない
- 塩分・糖分をたくさんとる
- 姿勢が悪い
- うつ伏せで寝る
- 湯船につからない
- 冷え性
- お酒をよく飲む
特に悪い姿勢をしていると、肩や顔の筋肉が凝りやすくなります。
顔のコリはむくみだけでなく、表情筋の衰えにもつながりかねません。
前かがみでパソコンやスマホに向かう姿勢には注意しましょう。
紫外線によるダメージ
紫外線による皮膚ダメージも、頬が垂れ下がる大きな原因。
私たちの肌が張りを保てているのは、肌の奥深くにある真皮層のおかげ。
真皮層は肌のハリ・潤い・弾力を維持するコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸で成り立っています。
紫外線(UV-A波)は真皮層まで届き、コラーゲンやエラスチンを破壊します。
その結果、肌は弾力を失いシワやたるみを引きおこすんですね。
夏以外の季節や曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、UVケアを怠りがちな方は要注意ですよ。
筋トレ&マッサージで頬のたるみを即効改善
頬のたるみを改善するために必要なのは、「表情筋を鍛えること」と「老廃物を流すこと」。
エクササイズとマッサージをそれぞれ1日2回程度行いましょう。
慣れてきたら回数を増やすのも効果的ですよ。
表情筋を鍛えるエクササイズ2つ
まずは表情筋を鍛えるために、エクササイズをしていきましょう。
【頬を引き上げるエクササイズ】
- 口を大きく開き「あー」と声を出す
- 口を開いたまま「お」の形にして声を出す
- 「あ」と「お」を20回繰り返す
- 上唇を突き出し「う」の形にする
- 「うー」と声を出したまま「お」の形にして声を出す
- 「う」と「お」を20回繰り返す
【フェイスラインを引き締めるエクササイズ】
- 背筋を伸ばし姿勢を正す
- 舌を限界まで前に突き出す
- そのまま顔を真上に上げ10秒キープする
頬のたるみを改善するマッサージ2つ
エクササイズをした後は、マッサージで頬のたるみを改善していきましょう。
マッサージをする際は、マッサージクリームやオイルを使うのが大切。
直接肌をこすると肌を守る機能が低下し、シミやシワなどの肌トラブルになりかねないので注意してください。
また効果を実感するには、顔のリンパを流したあとに顔まわりもマッサージしていくことがコツですよ。
【顔のリンパマッサージ】
- 耳の後ろに人差し指と中指を当てる
- 鎖骨の方へ優しく流す
- 手のひらを頬に当てる
- こめかみに向かって押し流す
- 人差し指と中指で耳を挟み、前後ろにそれぞれ10回回す
【顔周りのマッサージ】
- わきの下を掴み、力強く揉みほぐす
- 鎖骨の下を指のはらで円を描くようにマッサージする
- 鎖骨のくぼんた部分に指を押し当てる
- 親指と人差し指で首筋をつまみ、耳の下に向かって揉みほぐす
首筋、鎖骨、脇も一緒にマッサージすると効果的です。
【美顔ローラーの間違った使い方は、逆効果!】
頬のリフトアップや小顔効果のある美顔ローラーですが、強い力で転がすとたるみの原因になります。
多くの美顔ローラーは、顔全体の表層にある表情筋まで効果を与えるのが目的。
痛みを感じるほど強く転がすと、肌の奥にあるコラーゲン繊維が傷つく可能性があります。
美顔ローラーを使う前は必ず肌を保湿ケアをし、優しく転がすようにしてください。
また、転がす時は下から上に動かすように意識しましょう。
正しく使用して頬のたるみを解消していきましょう。
頬のたるみの対策・予防方法3つ
頬のたるみを対策・予防するには、スキンケアやライフスタイルの見直しも重要です。
- たるみに効果的な成分が配合されたスキンケア化粧品を使う
- 日焼け止めを毎日塗って紫外線対策をする
- 正しい姿勢、表情を作ることを意識する
肌にハリを与える美容液を使う
頬のたるみ対策には、ハリを生む成分配合の美容液を使うのがおすすめ。
以下の成分は、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する効果があります。
使う順番は、化粧水→美容液→乳液→クリ―ム。
化粧水をしっかりとなじませた後、美容液を手のひらで温めてから肌につけるのがコツですよ。
UVケアを徹底する
頬のたるみ予防には、紫外線対策の徹底も重要。
紫外線は1年中降り注ぐので、毎日日焼け止めを塗るのは欠かせません。
普段の生活では、SPF15~20/PA++程度のものでOKです。
ただし真夏のマリンスポーツやレジャーでは、数値の高いものを使うといいでしょう。
また日焼け止めは汗で流れるので、こまめに塗り直すことを意識しましょう。
姿勢や表情を意識する
姿勢や表情を意識することで、頬のたるみを予防できます。
まず意識したいのが猫背。
猫背は顔のたるみだけでなく、肩こりや頭痛などの症状を引きおこすこともあります。
壁を背にした状態のまま、頭、背中、お尻、かかとを壁にくっつけてみてください。
どこか1ヵ所でも壁から離れてしまう場合は、猫背である可能性が高め。
そのような方には、以下のストレッチをオススメします。
- バスタオルを筒状に丸める
- 仰向けに寝て、丸めたバスタオルを肩甲骨の下に置く
- 両手を上げてバンザイの体勢をとる
- そのまま3分ほどキープする
また、普段から顔の筋肉を意識してみましょう。
- 食事はよく噛んで食べる
- 鼻呼吸を心がける
- 感情を顔に出す習慣をつける
ハリを保つ食べ物をとる
肌のハリが期待できる食べ物を取り入れるのも、頬のたるみ対策になります。
特にタンパク質とビタミンCを同時に摂ると効果アップ。
2つの成分は、肌のハリを保つコラーゲン生成に欠かせません。
【タンパク質が豊富な食べ物】
- 肉類 生ハム、鶏ささみ、牛もも肉、豚ロース、ウィンナーなど
- 魚介類 イワシ、いくら、するめ、魚肉ソーセージなど
- 乳製品 パルメザンチーズ、プロセスチーズ、植物性生クリーム、ヨーグルト、牛乳など
- 大豆製品 きな粉、納豆、厚揚げ、豆腐、豆乳など
- 卵類 卵黄、ゆで卵、ウズラ卵生、生卵など
【ビタミンCが豊富な食べ物】
- 野菜 赤・黄ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、ジャガイモ、サツマイモなど
- 果物 キウイフルーツ、イチゴ、みかん、柿、レモン、ザクロなど
ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、なるべく新鮮な生の状態で食べるのがベター。
煮汁ごと飲めるスープにするのもよいでしょう。
顔を老けさせる頬のたるみは、顔の筋肉が衰えることで起こります。
マスクを付けたり、デスクワークで1日中パソコンを使う人は、無表情でいることが多いかもしれません。
たるみを防ぐにはエクササイズやマッサージに加えて、日常生活を見直すことが大切です。
【筋トレで表情筋を鍛える】
【たるみに効く成分を外、内側から取り入れる】
豊かな表情、正しい姿勢、バランスのとれた食事などを心がけて、ハリのある肌をキープしていきましょう!
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