唇のシミ、消すには「レーザー」だけと思っていませんか?
唇にできるシミも、肌のシミと同じように自力で取ることができるんです!
今回は唇にシミができる原因と自力で除去する方法を紹介。
お金のかかるレーザー治療を検討する前に、自力で消す方法を試してみましょう。
また、急に唇にシミができると「病気なのかな…」と不安になりますよね。
唇に斑点ができる症例も紹介しているので、心配な方も最後まで目を通してください◎
【この記事でわかること】
- 意外と見落としがち!唇にシミができる原因2つ
- 自力で取り組める「唇のシミを消す方法」
- セルフケアで取れないシミ・唇の病気の見分け方
Contents
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唇に黒いシミができる原因!見落としがちな盲点2つ
唇も顔などとおなじように、次のような原因でシミができます。
- 紫外線ダメージ
- アトピーや乾燥による色素沈着
【①紫外線】唇は皮膚が薄く日焼けに弱い
口のシミの原因のほとんどは、紫外線ダメージ。
紫外線を浴びることでメラニン色素の生成が活性化され、黒いシミが増えてしまうんですね…。
また唇は日焼け止めクリームを塗りにくいので、紫外線対策で盲点になりやすい部分。
しかも皮膚が薄いので紫外線ダメージを受けやすく、ケアしていないとシミができやすい部分です。
唇は皮膚が薄いため、日焼けによるダメージが蓄積しやすく、それが、シミとなって現れることがあるのです。
(出典:メディエススキンクリニック)
唇のUV対策を忘れていた…という方は、紫外線によるシミを疑ってみてください。
【②色素沈着】アトピーや乾燥で皮膚がダメージを受ける
乾燥や皮膚炎によるダメージもシミの原因。
唇はデリケートな部分なので、次のような肌トラブルが起きると色素沈着しかねません。
- アトピー
- 湿疹
- 乾燥
アトピーといった皮膚炎によるシミは、唇に小さな斑点が複数できるのが特徴。
※参考:はなふさ皮膚科
唇に小さなシミが複数現れた方は、肌の炎症が原因かもしれません。
さらに唇が乾燥していると、紫外線や摩擦によるダメージを受けやすくなります。
唇が乾燥しやすい方は、リップによる保湿でバリア機能を高めましょう。
また「食事の際にティッシュで唇を強く擦る」のも、色素沈着の原因なので気をつけてくださいね。
意外とカンタン◎唇のシミを自力で消す方法2つ
唇のシミを自力で除去する方法がこの2つ。
- 美白成分「ビタミンC誘導体」をつかう
- 保湿ケアを徹底する
意外かもしれませんがたったこれだけです。
唇のシミ取りにも、美白成分が活躍!
さらにしっかり保湿することでターンオーバーが促され、シミのある角質が押し出されていきます。
美白+ターンオーバーの促進が、”自力で唇のシミ”を消すカギですよ。
①美白成分「ビタミンC誘導体」でシミにアプローチ
唇のシミに直接アプローチできるのが、美白成分「ビタミンC誘導体」。
ビタミンC誘導体は次のようなはたらきで、シミ除去にうってつけなんです。
- メラニン生成を抑制
- シミを薄色の状態に戻す
- ターンオーバー正常化
ビタミンC誘導体には、今あるシミを薄くする「還元作用」があります。
さらにメラニン色素の生成を抑えるので、新しくシミができるのを予防する効果も◎
また肌のターンオーバーを促すので、新しい皮膚をつくってシミを押し出す作用もアリ。
このようにシミの予防と改善に優れた成分で、クリニックで処方されるリップに配合されていますよ。
参考:肌のクリニック高円寺麹町
ビタミンCから作られた成分なので刺激が弱く、化粧品で荒れやすい方も使えるのもうれしいポイントです。
▼ビタミンC誘導体の詳しい効果や副作用は、下記で解説しています。
基本的に、ハイドロキノンを使った唇のシミ除去はNG。
ハイドロキノンは代表的な美白成分ですが、刺激が強いのがネック。
濃度によっては肌がただれる危険性があります。
使うとしても、濃度1%以下の安定型ハイドロキノンを薄く塗るだけに留めましょう。
②保湿ケアで唇のターンオーバーを促進
唇が乾燥しやすい方は、「皮膚の内側からうるおいを与える保湿成分」でケアしてください。
唇をうるおすことでバリア機能が高まり、肌のターンオーバーが促されます。
もともと唇は、他の肌よりもターンオーバーのサイクルが早い部位。
※参考:第一三共ヘルスケア
保湿ケアを徹底していれば、自然と唇のシミが薄く消えてくるはずです◎
さらに油性の保湿成分を上から塗ることで、唇の水分蒸発を防ぐのもポイント。
ホホバオイルやワセリンが配合されているアイテムがオススメです。
リップスクラブで古い角質の除去も効果的
角質除去ができる「リップスクラブ」も、唇のシミ取りにおすすめ◎
リップスクラブとは、砂糖などを原料としたザラザラした唇専用のスクラブです。
色素沈着した古い角質を落とし、唇にたまったメラニンを排出できます。
頻度も週に1~2回程度でOK。
手軽にケアできるので、唇のシミを消すなら一度試す価値ありですよ。
ただしスクラブ後は肌が敏感になっているので、保湿を忘れないようにしてください。
ホクロなどは自力で取れない?消えないシミはレーザー治療
セルフケアで唇のシミが改善しない方や、即効性を求める方はレーザー治療を検討してみてください。
自力でシミが薄くならないのは、次のような状態だからかもしれません。
- ほくろ
- そばかす
- 静脈湖(じょうみゃくこ)
遺伝によるソバカスや、メラニン色素の集合体であるホクロはセルフケアが難しいです。
そのため、レーザーで患部を焼き飛ばす必要があります。
また静脈子は、血管がダメージを受け血栓がつまって黒い斑点ができる症状。
シミとは原因が違いますが、専門の治療で治すことができます。
レーザー治療はシミの大きさや数で料金が変わるので、一度クリニックで相談してみてください◎
唇のシミは見分け方も大事!病気の可能性も…
唇のシミが消えないのはホクロやそばかす意外に、次のような病気の可能性も考えられます。
- 悪性黒子
⇒悪性細胞が表皮に止まる症状 - メラノーマ
⇒悪性腫瘍の皮膚がん - ポイツ・ジェガース症候群
⇒消化器にポリープができる - アジソン病
⇒副腎の機能不全により皮膚が色素沈着を起こす
唇に斑点が出るのが特徴ですが、実際はシミやホクロとよく似た見た目で病気と判断しづらいのがネック。
「唇のシミが盛り上がっている」
「急にたくさんのシミが唇に出てきた」
「シミの色にムラがある」
このような症状に心当たりがあるなら、早期発見のためにも皮膚科で診てもらってください。
唇のシミも、原因がわかれば対策がしやすいですよね。
レーザー治療を検討する前に、美白成分や保湿ケアでシミを薄くしてみてください。
✔︎唇にシミができる原因
- 紫外線ダメージ
- アトピーなどによる色素沈着
✔︎唇のシミを自力で消す方法
- 美白成分「ビタミンC誘導体」をつかう
- 保湿ケアを徹底する
唇は紫外線や乾燥のダメージを受けやすいですが、ターンオーバーのサイクルが早い部分。
正しい対策方法で取り組めば、シミのない唇を取り戻せるはずです◎
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