口周りにできた深いほうれい線…消えないと思って諦めていませんか?
そのほうれい線、自宅での対策や美容治療で消せるんです!
顔のエクササイズやマッサージ、美顔器で顔の表情筋にアプローチすれば、キュッと皮膚が引き上がりほうれい線も解消。
今回はそんなほうれい線ケアに必要な対策方法を詳しくお伝えしていきます。
50代でほうれい線が緩和した方もいらっしゃるので、今からしっかりケアを始めていきましょう!
【この記事でわかること】
- ほうれい線の原因とシワができるメカニズム
- ヒアルロン酸注射がほうれい線治療に有効
- 今すぐできるほうれい線を消す5つの方法
Contents
スポンサーリンク
ほうれい線はなぜできる?3つの原因と仕組みについて
ほうれい線ができる主な原因は下記3つです。
- 皮膚のなかのコラーゲンの減少
- 顔の表情筋の衰え
- 肌の乾燥
特に年齢を追うごとに目立ってくるほうれい線は、肌のコラーゲンが減少するのが1番の原因。
実は50代になるころには、20代の頃の半分までコラーゲンが減ってしまうという研究結果も…。
※参考:アロエエステロール研究所
コラーゲンが減って肌の弾力が低下した結果、皮膚がたるんでほうれい線が目立つ…というワケです。
さらに表情筋が衰えると肌を支えられなくなり、ほうれい線が目立つ結果になってしまいます。
「笑うとほうれい線が目立つから笑いたくない」という方もいらっしゃるでしょうが、笑わないとむしろほうれい線が深くなることにもなりかねません。
また10代~20代で若いのにほうれい線が気になる方は、肌の乾燥が原因かも。
花が乾燥するとシワシワになるように、ヒトの肌も乾燥するとほうれい線のようなシワが目立ってしまいます。
ほうれい線が片方だけ深くなる方は、「片噛み」「笑い方」に原因があります。
片方の歯で噛む癖があると、片方の顔の筋肉だけをつかってしまうことに。
また片頬だけ引きつるような笑い方をしていると、同様に片方の表情筋しかつかいません。
このような癖によって左右非対称なほうれい線が現れるんですね。
片噛みや片頬だけ引く笑い方に心当たりがあるなら、今日から直していきましょう!
生活習慣もほうれい線の原因!「スマホの見過ぎ」もダメなんです
ほうれい線が目立つのは前述の原因だけでなく、生活習慣も関わっています。
- 紫外線ダメージ
⇒紫外線がコラーゲンに悪影響な物質をつくる - 喫煙
⇒コラーゲン生成に必要なビタミンCが破壊される - ストレス
⇒無意識に“食いしばり”をして顔の筋肉が下に引っ張られる - 食生活の乱れ
⇒糖やタンパク質が多い食事だと“糖化”で老化が早まる - 寝不足
⇒肌のターンオーバーが乱れてシワが深くなりやすい - スマホの見過ぎ
⇒顔が下向きになりすぎると頬がたるみやすくなる
「ついやっちゃってるなあ…」という習慣もあるのではないでしょうか。
特にストレスやスマホの見過ぎは、見落としがちなほうれい線の原因ですね。
すでにほうれい線が目立ってきた方は、まずはこういったライフスタイルを見直すことからスタート。
10代〜20代の方も意識して改善すれば、将来ほうれい線が目立ちにくくなるはずです。
ほうれい線対策には「ヒアルロン酸注射」がもっとも有効◎
目立ったほうれい線を今スグ消したい!という方には、「ヒアルロン酸注射」が効果的。
ヒアルロン酸とはゼリー状の物質で、皮膚の保湿や肌の弾力を担う存在です。
ヒアルロン酸をほうれい線部分に注射すると、ゼリー状のヒアルロン酸が沈んだ皮膚を持ち上げてほうれい線を消してくれます。
しかもヒアルロン酸注射は、治療したその日にほうれい線が改善するほど即効性があります。
半年ごとに通院する必要はありますが、ほうれい線をコンプレックスに感じているなら検討の余地ありです。
コラーゲン同様に、肌の潤いと弾力に関わるヒアルロン酸も年齢ごとに減ってしまう成分。
40代後半から60代にかけて、なんと50%も減少してしまいます。
※参考:morinaga
そのため40代以降から目立つほうれい線は、ヒアルロン酸注射で補ってあげるのが効果的というわけです。
ほうれい線予防には保湿が必須!アンチエイジング成分も取り入れよう
将来目立ったほうれい線をつくらないためには、こまめな保湿ケアも必須。
はじめにお伝えしたように、乾燥はシワを深くしてしまいます。
乾燥によるほうれい線防止には、ヒアルロン酸配合の化粧品での保湿ケアがおすすめです。
実はヒアルロン酸には、自身の質量の600倍もの水分をため込む性質があります。
“コラーゲン生成の促進する美容成分”で相乗効果を狙うのもアリ
もちろんアンチエイジングには、コラーゲン生成を促進する美容成分の摂取も効果的。
上記の美容成分は、コラーゲン生成を活性化したりコラーゲンの原料になるものばかり。
コラーゲンが減る前の20代のうちから活用しておけば、40代・50代になっても引き締まった肌をキープできますよ。
今すぐ出来る!ほうれい線の消し方5選
ここからは「ヒアルロン酸注射」以外の、ほうれい線の消す方法を紹介します。
- 顔のエクササイズで表情筋を鍛える
- マッサージで顔の筋肉をほぐす
- リフトアップテープで固定する
- 美顔器で皮膚の奥までアプローチする
- 美容整形で専門治療を受ける
なかでも《顔のエクササイズ・マッサージ・リフトアップテープ》は、自宅で簡単に取り組めるほうれい線対策。
毎日つづけて取り組むことで、少しずつほうれい線が薄くなっていきます◎
(後述では、ビフォーアフターの写真も交えて効果を解説しています。)
まずは簡単なセルフケアで、コストをかけずにほうれい線ケアを始めていきましょう!
【①エクササイズ】表情筋を刺激するカンタン顔体操
お金をかけずに自宅で取り組めるのが、顔や口周りのエクササイズ。
表情筋を鍛えることでキュッと頬が上がり、ほうれい線の改善が期待できます。
全部のエクササイズに取り組んでも5〜6分で完了。
手軽に取り組めるので、毎日の習慣にしてみてください。
時間がない時は、表情筋を鍛えて口角アップを目指せる「顔の筋肉を動かす顔ヨガ」だけでも取り組んでみましょう。
衰えた口周りの筋肉が刺激され、次第にほうれい線が薄くなってきますよ。
【②マッサージ】顔の筋肉をほぐして、皮膚を引き上げる
マッサージで頬を引き上げたり・強張った表情筋をほぐしたりするのも、ほうれい線をなくす手軽な手段!
先ほどの顔体操とあわせて、下記方法を試してみてください。
たとえば上記の「リガメントほぐし」による、ほうれい線の変化がこちら。
▼57歳:女性▼引用:ハルクWeb
このように頬が引き上がり、ほうれい線が薄くなっているのがわかりますね。
またマッサージは顔を引き上げたり筋肉をほぐすだけでなく、血流やリンパの流れの促進にもつながります。
血行不良は老廃物によって肌の乾燥を悪化させてしまうので、マッサージはほうれい線対策に欠かせません。
皮膚のたるみによるほうれい線が気になる方は、マッサージで顔の皮膚を引き上げていきましょう◎
▼その他のトレーニング方法はコチラ
【③リフトアップテープ】正しい顔の表情で固定してくれる
顔のエクササイズやマッサージで顔の表情筋が十分鍛えられていない時期は、リフトアップテープを活用してみてください。
リフトアップテープは顔を引き上げた状態で固定する専用テープ。
ほうれい線をつくってしまう“悪い表情”の防止と、正しい表情の癖をつけるのに役立ちます。
【テープの貼り方】
- ほうれい線の上にテープを貼る
- ほうれい線からこめいかみに向けて、たるみを引き上げるようにテープを2本貼る
テープを貼るタイミングは、寝る前がおすすめ。
寝ている間に正しい位置に皮膚が固定され、翌朝にはほうれい線の改善が期待できますよ。
ちなみにリフトアップテープを寝ながら使う際は、夜用の商品を選ぶといいでしょう。
【④美顔器】自宅で手軽に顔の細胞・筋肉にアプローチできる
セルフケアの中でも、ほうれい線解消の即効性が期待できるのが「美顔器」。
- ラジオ波(RF)
- 電流刺激(EMS)
といった機能で顔の細胞や筋肉を刺激し、たるみを解消してくれます。
ラジオ波は肌を温めて血流を良くし、皮膚のハリを取り戻すのに効果的。
エステでも応用されている美顔方法なんです。
また電流刺激は、エクササイズでは鍛えきれなかった深い表情筋まで電流で引き締めることができます◎
美顔器ならテレビや動画をみながら手軽に取り組めるので便利。
機械式ではないローラータイプなら、手にとってサッとほうれい線ケアできますね。
手頃なものだと5,000円〜1万円ほどで手に入るので、一つ持っておいて損はありませんよ。
【⑤美容医療】セルフケアに限界を感じたら整形外科もアリ
効果の高さと即効性を重視するなら、美容整形クリニックでのほうれい線治療も検討してみてください。
クリニックでの治療は「ヒアルロン酸注射」だけではありません。
- 照射治療
⇒レーザー照射によって肌組織を収縮させて、ほうれい線を消す方法 - 糸リフト治療
⇒極細の糸を皮膚に挿入し、皮膚を引き上げた状態で固定する方法
中でも照射治療は、脱毛のようにレーザーを照射するだけでOK。
注射が苦手な方でも、エステ感覚でほうれい線を消せます。
どの治療方法よりも施術後のダウンタイムがなく、施術直後からほうれい線の改善を実感できるそうですよ!
※参考:品川美容外科
また糸リフト治療は皮膚に糸を埋め込みますが、人体に吸収される素材なので安心◎
糸リフトは顔全体を引き上げてくれるので、若見え効果もありますよ。
「ほうれい線のセルフケアでは限界…」という方は、一度専門クリニックに相談しに行ってみてください。
美容治療が高いという方は!美容エステでのほうれい線ケアもアリ
「あまりお金をかけられない」という方は、美容院感覚で通える美容エステがおすすめですよ。
エステでのケアは、美容整形外科よりもリーズナブルなのが魅力。
エステによっては1万円以下で、ほうれい線施術を受けられるんです。
美容エステではクリニックと違い、以下のようなケアを受けられます。
- マッサージ
- 光照射
- イオン導入
上記は医療治療ではないものの、プロによるマッサージや光照射でほうれい線を薄くする効果を期待できます。
疑問を解消!ほうれい線に関する5つのQ&A
最後にほうれい線に関する5つの疑問にお答えしていきます。
気になっていた項目があれば、あわせて目を通してみてください。
- Q1.ほうれい線にニキビができやすいのはなぜ?
- Q2.メイクでほうれい線を隠すコツは?
- Q3.サプリでほうれい線対策はできる?
- Q4.芸能人は整形でほうれい線を消してるって聞くけど…本当?
- Q5.男でもほうれい線はできる?
Q1.ほうれい線にニキビができやすいのはなぜ?
ほうれい線にニキビや吹き出物ができやすいのは、ほうれい線の溝に皮脂やヨゴレが溜まるから。
さらにほうれい線は肌の乾燥も関わっているので、バリア機能の低下によってニキビができやすいんですね。
ほうれい線が気になり始めたら、頬を片手で引っ張りシワの隙間も洗顔することが大切。
洗顔後はほうれい線周辺を念入りに保湿することで、ニキビの発生を予防できます。
Q2.メイクでほうれい線を隠すコツは?
メイクでほうれい線を隠すときは、リキッドファンデーションかコンシーラーを以下の手順で使ってください。
- ファンデまたはコンシーラーで、ほうれい線に垂直になるよう3本ほど線を引く
- 指の腹をつかい、下から上に向けて馴染ませていく
リキッドファンデやコンシーラーを塗ることで、ツヤ感によってほうれい線を明るくカバーできます。
そしてほうれい線をメイクで隠すときは、パウダーファンデーションはNG!
ほうれい線の溝に粉が溜まり悪目立ちしてしてしまいます。
ほうれい線が気になる方は、メイクを工夫すればシワを隠せますよ◎
Q3.サプリでほうれい線対策はできる?
サプリで以下の美容成分を摂ることも、ほうれい線改善に効果的!
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- プラセンタ
サプリなら、肌の弾力や潤いに関わるコラーゲンやヒアルロン酸を効率よく摂取できます。
顔の体操やマッサージと併用すれば、ほうれい線もグングン改善するはず◎
仕事が忙しく食事が偏りがちな方は特に、サプリで美容成分を摂っておきましょう。
Q4.芸能人は整形でほうれい線を消してるって聞くけど…本当?
一概に断言できませんが、芸能人は整形ではなくヒアルロン酸注射でほうれい線を消している方が多いようです。
※参考:週間女性PRIME
ヒアルロン酸注射なら、手術で顔にメスを入れる必要なし。
手軽に顔にハリを与えられるので、女優や芸能人からも人気のほうれい線治療です。
また芸能人はドラマでの演技やバラエティでのトークで口元を動かす機会が多いので、他の人よりも表情筋が鍛えられています。
そのため「年齢のわりにほうれい線が目立っていない」ということもありえるようですね。
Q5.男でもほうれい線はできる?
男性でも40代ごろからほうれい線が気になりはじめる方も多いです。
- コラーゲン減少
- 表情筋の衰え
というように、理由は女性とほぼ同じ。
「若々しくいたい!」という男性は、今回紹介した顔体操やマッサージを実践してみてください。
最近では男性専用のメンズエステも増えています。
スタッフもお客さんも男性しかいない空間なので、しっかりケアしたい方はエステを検討するのもアリですよ。
ほうれい線は表情筋を鍛えることで頬が引き上がり、シワが薄くなります。
年齢に関係なく改善の余地があるので、まずはほうれい線を消す方法を試してみてください。
- 顔のエクササイズで表情筋を鍛える
- マッサージで顔の筋肉をほぐす
- リフトアップテープで固定する
- 美顔器で皮膚の奥までアプローチする
- 美容整形で専門治療を受ける
効果の高さと即効性を求めるなら、ヒアルロン酸注射も視野に入れてはどうでしょうか。
皮膚を内側から持ち上げることで、ほうれい線を自然に消すことができます。
ほうれい線のできやすい生活習慣も見直して、若々しいハリのある素肌をキープしていきましょう◎
\エイジングケアの関連記事もチェック/
スポンサーリンク