【論文参照】フェーンブロックの”飲む日焼け止め”効果は試験済み!ニュートロックスサンとの違いは?

【論文参照】フェーンブロックの”飲む日焼け止め”効果は試験済み!ニュートロックスサンとの違いは?

フェーンブロックとは、ニュートロックスサンとならぶ“飲む日焼け止め”の主成分。

服用してから30分ほどで効果が期待できる即効性が特徴で、夏場などの今すぐ日焼け対策が必要な時に大活躍の成分です。

今回はそんなフェーンブロックの特徴やニュートロックスサンとの違いをご紹介していきます!

まだ馴染みのない成分だけに「フェーンブロック、本当に効果があるの?」と半信半疑の方も多いでしょう。
そのような方のためにも、当ページでは実際の研究結果論文から情報をお伝えしていきます。

内側からの日焼け対策を検討している方は当ページでニュートロックスサンとの違いを知り、あなたの希望に沿う日焼け止め対策をしてください。

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フェーンブロックは40年以上も研究されてきた成分

フェーンブロックとは… シダ植物の一種 身近には湿布として使用されており、40年以上研究されてきた!

フェーンブロックとは、中南米に生えているシダ植物の一種
「PLエキス」が正式名書で、フェーンブロックは原料としての商品名です。

そんなフェーンブロックは昔から湿布として利用されており、40年以上にもわたって効果や副作用などが研究されてきた成分。

紫外線からの肌への悪影響を解消するとして「飲む日け止め」に配合されるようになりました。

 

“紫外線を吸収する”といった効果も謳われていますが、科学的根拠がないのが正直なところ…。

とはいっても紫外線によるシミや肌老化の予防の効果は、試験結果が出ているでの後述でお伝えしていきます◎

フェーンブロックの最大のメリットは「即効性」

フェーンブロックの特徴は即効性! 30分~1時間で効果が現れ、半日持続します

フェーンブロックは、服用してから30分~1時間で効果を期待できます。

一般的な薬のように服用してから何時間も待つ必要がないので、出かける前にサッと摂取すれば日焼け対策ができるというわけ。

効果に即効性があるので、今すぐ紫外線対策をしたい夏場などには特に活躍する成分ですね^^

 

効果の持続は4〜5時間なので、一度塗ったり摂取したりすれば半日ほどは効果が持ちます。

長時間 陽に当たる場合は、4時間ごとに塗り直すのがいいでしょう。

フェーンブロックとニュートロックスサンとの違いって?

ニュートロックスサン 遅行性 効果は長く続く フェーンブロック  即効性 効果はすぐ切れる  

飲む日焼け止めの成分として「ニュートロックスサン」も有名です。

ニュートロックスサンについて

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ニュートロックスサンとフェーンブロックの主な違いは、前述でもお伝えした効果の即効性

項目ニュートロックスサンフェーンブロック
原料・シトラスエキス
・ローズマリー
シダ植物
即効性24時間以上必要30分~1時間
持続性1日中4~5時間

ニュートロックスサンは効果が期待できるまでに24時間のスパンが必要なので、“今すぐ”の日焼け対策ができません。
効果発揮まで猶予が必要ですが効果持続は1日中と長いので、季節問わず日頃の紫外線対策として活用するのがいいでしょう。

 

またニュートロックスサンとフェーンブロックの併用ですが、基本的には併用OK

毎日ソルプロを内服しつつ、陽射しの強い日に外出するなんて時にはヘリオケアを併用するのが良いと思います

(出典:まえだ整形外科)

※「ソルプロ」とはニュートロックスサンを主成分とした商品で、「ヘリオケア」はフェーンブロックを主成分とした商品。

このようにニュートロックスサン主成分のものとフェーンブロック主成分のものを、その日の日差しの強さにあわせて併用することも病院では推奨しています。

日頃の紫外線対策はニュートロックスサンで行い、陽射しの強い夏場はフェーンブロックをあわせて摂取するのがいいでしょう。

【試験結果あり】フェーンブロックの2つの効果

フェーンブロックの効果は、基本的にはニュートロックスサンと同じ。

  • 紫外線によるシミ・シワの発生を阻害する
  • 紫外線による肌の老化を防ぐ

上記のような2つの日焼け対策効果があり、どちらとも試験でその効果のほどは実証済みです。

①紫外線によるシミ・シワの発生を阻害する

フェーンブロックの効果① 紫外線によるシミ・シワを防ぐ ただし"紫外線カット機能"はナシ

フェーンブロックは、紫外線による有毒性(シミやシワ)の発生を阻害する効果があるとして報告されています。

UVB誘発性紅斑反応、および光増感剤の局所投与または経口投与後の8-メトキシプソラレンとUVA誘発光毒性反応の有意な阻害が示されました。

(出典:Wliey Online Library)

※UVBとは紫外線のことです。

このようにフェーンブロックは紫外線をカットするものではなく、紫外線による有毒作用を防ぐ効果が期待できます。

 

例えば紫外線を浴びて数日経つとシミやシワとなって現れますが、フェーンブロックで予防しておけば紫外線による肌ダメージを軽減できるというわけです。

「紫外線による将来的なシワがいつも不安…」という方は、日焼け止めクリームとあわせてフェーンブロックで対策しておくといいでしょう。

(参考:日焼け止めの選び方って?SPFとPAの違いから成分の種類まで徹底解説)

②紫外線による肌の老化を防ぐ

フェーンブロックの効果② 紫外線による肌老化を防ぐ 肌の保湿機能・弾力性をキープ

肌が紫外線を浴びると細胞が傷つき、肌の加齢が進行しやすくなります。

しかし事前にフェーンブロックを飲んでおけば、紫外線による肌の加齢予防に有効に作用。
以下の通り、実験でも皮膚の加齢やガン予防に有益な可能性があると報告されています。

P. leucotomosの摂取または局所塗布は、皮膚の健康、加齢および癌の予防または治療に有益である可能性があります。

(出典:springer link)

フェーンブロックには、コラーゲン生成に関わる細胞を刺激する作用があります。

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それにより皮膚の保湿機能や弾力性をキープできることで、紫外線に対する肌老化といった悪影響を防ぐことができたんですね◎

 

上記結果からもわかる通り皮膚ガンの予防にも一役買っているので、長い目で見た健康対策にもフェーンブロックは大きく関わっています。

フェーンブロックの副作用やアレルギーについて

フェーンブロックに副作用はなし ただし、花粉症・植物アレルギーの方は注意

フェーンブロックには副作用はありません

アトピー性皮膚炎、乾癬及び白斑の治療に25年以上前から伝統的に使用されていますが、いずれにおいても副作用は認められていません。

(出典:ふるはた皮ふ科クリニック)

とはいえシダ植物から抽出された成分なので、アレルギー性に注意が必要です。

例えば重度の花粉症の人や植物アレルギがーある人だと、

  • かゆみ
  • 下痢

といった症状が出る可能性があります。

 

花粉症の方やアレルギー体質の方でフェーンブロックの商品を利用したい方は、使用を控えるか一度医師に相談して検討してください。

 

妊娠中の方は服用NG

妊娠中の身体は体調の変化が激しいため、フェーンブロックの服用は推奨されていません。

妊娠中の女性は、フェーンブロックが主成分の商品を服用するのは控えてください。

 

飲む日焼け止めと呼ばれるフェーンブロックですが、服用から30分〜1時間という即効性はさすが注目成分といったところ。

効果の即効性だけでなく、紫外線によるシミや肌老化の予防作用も試験で立証されており、次世代の日焼け止めと言って過言ではありません。

◎フェーンブロックの日焼け止め効果

  • 紫外線による有毒性(シミやシワ)の発生を阻害する効果がある
  • 皮膚の加齢やガン予防に有益な可能性がある

 

△フェーンブロックの注意点

  • 副作用はないがアレルギー体質の人や花粉症の人は注意

シダ植物由来の成分なので、アレルギー反応だけには注意が必要
植物アレルギーや花粉症体質でない人なら、紫外線対策の効果が早い段階で期待できます。

 

紫外線がますます強くなる夏の時期。
日焼け止めクリームと併用して、内側からも紫外線からあなたの素肌を守っていきましょう。

 

▼日頃から紫外線対策を行いたい方は、ニュートロックスサンもCHECK!

ニュートロックスサンについて

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