化粧品やサプリメントに含まれる「アスタキサンチン」。
実はビタミンCの6000倍も細胞を守るパワーがあるって知っていましたか?
アスタキサンチンとは、エビやサケに含まれる“赤色の色素成分”のこと。
意外と身近にある成分ですが、
- アンチエイジングによる老化防止
- 美白効果
- ニキビ予防といった抗炎症作用
といった女性に欠かせない美容作用からコスメの原料に選ばれています◎
特に若さを保ちたい女性は、アスタキサンチン化粧品を手にする価値は十二分にありますよ。
さっそく今話題のアスタキサンチンの効果やベストな活用方法、副作用について知っていきましょう。
Contents
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アスタキサンチンとは?ビタミンCの6000倍の作用がある
はじめにお伝えした通り、「アスタキサンチン」とはエビやサケ、藻などに含まれる天然の色素成分。
化学薬品みたいな名前ですが、自然由来なので安全に問題はありません。
「赤い」魚介類にはほとんど含まれているので、実は普段から摂取しているはずです◎
そんなアスタキサンチンが注目されている理由が、ビタミンCの6000倍の抗酸化作用。
抗酸化作用とはカンタンにいうと、細胞の衰えをサポートする働きです。
単純に肌の老化防止だけでなく、生活習慣病や慢性疾患などにも効果があります。
幅広い効果のあるアスタキサンチンは、コスメや健康食品だけでなく、先進医療でも活躍している今注目の成分です!
アスタキサンチンが豊富な食品!食べ物だけで補える?
アスタキサンチンは主に魚介類に含まれている成分で、以下を口にすることで摂取できます。
※100gあたりの含有量
- エビ・カニ:40mg
- サケ:3.7mg
- いくら:1.4mg
- 金目鯛:3mg
- ニジマス:1.3mg
特にエビやカニなどの甲殻類は、アスタキサンチンを豊富に含んでいますよ◎
エビなどを加熱すると赤くなりますよね。
あれはアスタキサンチンを含んでいるからです。
一方で一見赤身に見えるマグロは加熱すると白っぽくなるので、アスタキサンチンが含まれていません。
また「魚介類から摂れるなら化粧品やサプリでの摂取は不要?」と思うでしょうが、食品からだけでは不十分です。
アスタキサンチンの効果を十分に実感するには、サケの切り身を毎日3〜6切れ食べる必要があります。
もっと手軽に肌トラブルや体の不調をサポートしたいなら、コスメやサプリがおすすめです。
アスタキサンチンの美容効果6つ《化粧品・サプリで実感》
前述したようにアスタキサンチンは抗酸化作用に優れた成分。
このような効果もあり、女性に嬉しい6つの美容効果が期待できます◎
- 肌のアンチエイジング
- 紫外線トラブルの予防
- 美白効果
- 肌の乾燥予防
- 皮脂分泌の抑制
- ニキビ・アトピーなどの抗炎症作用
これらは「化粧品・サプリメント」ともに期待できる効果なので、塗布でも服用でもOKです。
老化防止から美白効果、ニキビ解消まで女性に嬉しい美容作用がてんこ盛りですね。
アスタキサンチンのくわしい効果を知れば、「なんで使ってなかったんだろう」ときっと思うはずです♪
【①肌のアンチエイジング】美容成分の中でもダントツの能力◎
化粧品やサプリで毎日補うことで、肌細胞がイキイキしてハリのある若々しい素肌をキープできます。
そもそも肌やカラダが老化するのは、酵素という物質が細胞にダメージを与えるから。
ダメージを受けた細胞は正常な働きができなくなり、肌トラブルや疾患を引き起こしてしまうんです。
先ほどお伝えしたように、アスタキサンチンは抗酸化作用に優れた成分。
酵素を除去するはたらきが健康成分の中でもダントツです◎
引用:FUJIFILM
このようにアスタキサンチンの抗酸化力は、抗酸化ビタミンにも含まれている「βカロテン」の40倍。
肌老化を防ぐなら、アスタキサンチンコスメやサプリを一つ持っておいて損はないはずです。
20代後半〜30代は肌の折り返し地点。
肌トラブルが気になりだしたら、今のうちからアスタキサンチンでケアしていきましょう。
アスタキサンチンの抗酸化力が優れているのは、“細胞全体を守れる性質”があるのも理由の一つ。
細胞は「細胞膜」というバリアで覆われています。
この細胞膜のなかに入れないと、内側から細胞をサポートできません。
しかしアスタキサンチンは、細胞膜を通りぬけられるんです。
中と外から細胞にアプローチできるので、強力な老化防止が期待できるんですね。
【②紫外線トラブルの予防】炎症や乾燥を和らげる
アスタキサンチンの抗酸化作用は、紫外線による肌トラブルにも効果的。
紫外線ダメージで赤みがでたり乾燥したりといった、思わぬ肌トラブルも未然に防げます。
富士フィルムの研究でも、アスタキサンチンで紫外線による「肌の赤み・乾燥」が抑えられることが検証済み。
優れた抗酸化力を有する成分「アスタキサンチン」をヒトが経口摂取することで、一定量の紫外線を照射した際に生じる肌の赤みが低減されること、また紫外線照射部位の皮膚の水分量の低下が抑制されることを確認しました。
(出典:FUJIFILM)
また紫外線によるシワの発生を抑える働きも、同じく富士フィルムのマウス実験でわかったんですね。
このような効果から、アスタキサンチンは皮膚科で処方される日焼け止めにも配合されています。
日差しで赤みがでたり乾燥しやすい女性は、アスタキサンチンコスメや日焼け止めをチェックしてみましょう。
【③美白効果】シミの原因物質の生産をストップ!
アスタキサンチンは紫外線対策だけでなく、透明感のある白い素肌を取り戻すのにも効果的。
シミやくすみは、「メラニン」という色素成分によって引き起こります。
アスタキサンチンは、このメラニンの生成を抑える働きがあるので肌の白さを取り戻すことができるんですね。
引用:株式会社心陽
このようにアスタキサンチン“なし”の素肌は、“あり”の素肌より肌を黒くする物質が21%も生まれやすいんです。
アスタキサンチンは色素沈着の原因物質にアプローチ。
メイクで頑張ってシミを隠さなくても、自然な白さに変わっていくはずです。
▼美白効果に興味のある方は、こちらのページも参考にしてみてください。
【④肌の乾燥予防】細胞のサポートで皮膚の水分量アップ♪
アスタキサンチンは肌の乾燥予防にも一役買っています。
アスタキサンチンの抗酸化作用で細胞がイキイキすることで、コラーゲンやヒアルロン酸といった保湿成分の生産量がアップ。
保湿成分がたくさんつくらることで、ぷるんっと潤いのある素肌に仕上がってきます。
引用:FUJIFILM
上記のとおり、アスタキサンチン摂取によって皮膚の水分量がアップすることも実証済み。
肌がグングン潤ってくるので、
- 乾燥小じわの解消
- 肌の弾力アップ
といったプラスアルファの美容作用も期待できます。
「化粧水をぬってもすぐにカサつく…」
このよう方はアスタキサンチンで、肌の内側から乾燥ケアしてみてはどうですか。
【⑤皮脂分泌の抑制】脂浮きや毛穴詰まりもスッキリ解消
「皮脂の量が多い」という女性にも、アスタキサンチンは強い味方◎
下記グラフの通りアスタキサンチンには、皮脂の分泌量を34%も抑えるはたらきがあるんです。
引用:株式会社心陽
さらにこのグラフの実験に参加した75%が、アスタキサンチンによって「脂浮きが気にならなくなった」と回答。
特に皮脂の浮き上がりは、お化粧でもなかなか解消できない悩みですよね…。
鼻のテカリだけでなく、そのままにしていおくと毛穴詰まりでニキビの原因にもなってしまいます。
皮脂によるテカリやベタつき、毛穴詰まりに悩んでいる方はアスタキサンチンを試して損はないはずです♪
【⑥抗炎症作用】大人ニキビやアトピーの症状を抑える
肌の炎症を抑えるはたらきも、アスタキサンチンの特徴の一つ。
さらにここまでお伝えしてきた、
- 抗酸化作用
- 保湿作用
- 皮脂量の抑制
といった作用も相まって、ニキビやアトピーなどの症状緩和にも優れた効果を発揮します。
医薬品の実験でも、その効果は確認済み。
アスタキサンチンによりアトピー性皮膚炎の症状が抑制されることがわかった。
アスタキサンチンは非常に高い抗炎症作用が認められ、「アトピー抑制剤」にも配合されているほどです。
アトピーの方は、今服用している薬にアスタキサンチンが入っているかもしれませんね。
また大人ニキビは皮脂だけでなく、ストレスやターンオーバーの乱れなど原因は様々。
原因が一つではない大人ニキビには、幅広いアプローチのできるアスタキサンチンを取り入れてみてはどうでしょうか。
【関連記事】
サプリならではの健康効果!疲労回復やダイエットにも
アスタキサンチンの美容効果ばかりお伝えしてきましたが、実は健康成分としても優秀!
健康食品やサプリで摂ることで、疲れ解消や生活習慣病予防といった健康効果も期待できますよ。
- 免疫力アップ・疲労回復
- 目の健康を保つ
- 脂肪燃焼のサポート
- 生活習慣病の予防
- 脳やカラダの疲労緩和
- 育毛のサポート
- 加齢臭を抑える
- 血流改善
アスタキサンチンの細胞を助けるはたらきは、肌細胞だけでなくカラダ全体の細胞をサポート◎
身近な慢性疲労や体質トラブルだけでなく、肥満といった生活習慣病の改善にも欠かせません。
「寝ても疲れがぬけない」
「肥満体型が気になりはじめた」
「加齢による体の不調が増えてきた」
このような方はキレイ作りをしながら、健康促進のためにもアスタキサンチンを摂ってみてはどうでしょうか。
アスタキサンチンを摂る効果的なタイミングはいつ?
化粧品やサプリでアスタキサンチンを摂るときは、摂取するタイミングも気にしてみてください。
タイミング次第でアスタキサンチンの効果をグッと実感しやすくなりますよ。
【コスメを使うタイミング】
- 朝のメイク時
⇒日中の紫外線対策にもなります。
【サプリを飲むタイミング】
- 翌日の日焼け対策⇒夕食後
- それ以外の場合⇒朝食後
アスタキサンチン化粧品は、紫外線対策ができるので朝塗っておくのがおすすめ。
肌のアンチエイジングを目的とするなら、寝る前のパック時でもいいでしょう。
サプリや健康食品で摂るときは、「食後」に摂るようにしてください。
アスタキサンチンは油に溶けやすい性質があるので、食後に摂ることでカラダに吸収されやすくなります。
朝食後にアスタキサンチンを摂っておけば、仕事で疲れる前に効果を発揮。
仕事で目やカラダが「疲れたー」と感じる前に、疲労回復につめてくれます。
アスタキサンチンは、48時間〜72時間は体内にとどまってくれる成分。
特にサプリを朝のめば肌やカラダを1日中サポートしてくれるので、摂るタイミングも意識してみるのがいいでしょう◎
アスタキサンチンに副作用はなし!アレルギー症例もありません
化粧品やサプリに含まれるアスタキサンチンは、天然由来なので副作用はないとされています。
※参考:アスタキサンチンが体脂肪の減少に有効
まれに「便が赤くなる」ことはありますが、余分なアスタキサンチンが排出されているだけ。
すでに体内で十分はたらきかけている証拠なので心配いりません。
またアスタキサンチンはアレルギーが気になるところですが、化粧品やコスメでアレルギーが出ることは低いです。
サプリやコスメでも、原料となっているのは「藻」由来のアスタキサンチンがほとんど。
甲殻類や魚から抽出したアスタキサンチンではないので、安全性が高いんですね。
とはいえ全て藻由来ではないので、商品購入前に原料はしっかり確認しておきましょう。
アスタキサンチンの摂りすぎによる副作用も報告されていません。
特に摂取量が決まっているわけではありませんが、1日12mgの摂取で十分な効果があります。
上限が決まっていなとはいえ、商品ごとの決まった摂取量を摂るようにしてください。
妊娠中の女性はアスタキサンチンの摂取に注意
ただし市販のアスタキサンチン配合サプリなどでは、妊娠中の方は服用を控えるよう注意を呼びかけています。
一方で妊娠中の健康維持のために、アスタキサンチン配合薬品を処方する病院もありました。
アスタキサンチンの妊婦さんへの悪影響は報告されていませんが、市販のサプリを飲む前に医師へ相談してみましょう。
妊娠中はカラダがデリケートな時期。
アスタキサンチンは効果が強いので、医師と相談してから活用してください。
アンチエイジングで注目が高まる「アスタキサンチン」。
ビタミンCの6000倍の抗酸化作用があり、女性なら1度は効果を試したい成分でした。
- 肌のアンチエイジング
- 紫外線トラブルの予防
- 美白効果
- 肌の乾燥予防
- 皮脂分泌の抑制
- ニキビ・アトピーなどの抗炎症作用
このような美容効果だけでなく、疲労回復や生活習慣病予防といった健康促進も期待できます。
「キレイも健康もまとめてサポートしたい!」という方は、アスタキサンチンはぴったり。
特に「加齢で肌の調子が悪い…」という方は取り入れて損はしませんよ!
若々しさを保つなら、今からアスタキサンチンを取り入れても遅くはないはずです◎
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